
佐藤二朗
俳優の佐藤二朗が、4月期のドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)で夫婦役を演じた女優の橋本愛への“ハラスメント疑惑”を取りざたされ、大きな衝撃を与えた。佐藤は一貫して疑惑を否定しているが、SNSでは、過去の人気女優に対する“ボディタッチ”が注目を集めていて──。
7月1日の「文春オンライン」で、佐藤が橋本のキャリアを否定するような発言をし、フジテレビが調査依頼した外部の弁護士によって、“ハラスメント”に該当したと伝えられた。ただ、佐藤の所属事務所は声明を発表し、ハラスメント行為を否定している。
「声明には、橋本さんが過去のトラウマから身体接触の制限があったものの、佐藤さんには伝えられず、第1話で橋本さんのあごに触れる芝居をしたことが原因だったと記されていました。フジテレビは2日、一連の騒動に関して、佐藤さんの名前は伏せながらも《当社から男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実です》と、外部弁護士から問題視され、佐藤さんを厳重注意したことを認めました。
橋本さんの所属事務所も3日、《当社及び当社俳優は、フジテレビ社より、弁護士による当事者・関係者ヒアリングを経て、経緯および認定された事実等の報告を受けており、フジテレビ社による報道が事実との認識です》とコメントしています」(スポーツ紙記者)
夫婦役を演じた俳優間でのトラブルは波紋を呼ぶなか、佐藤が過去に出演したドラマでの行動も注視されているようだ。
「7月初旬から、佐藤さんと橋本環奈さんが2023年に共演したドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(フジテレビ系)のオフショット動画がSNSで拡散されています。問題の動画は、2023年10月にドラマのInstagramアカウントに投稿され、佐藤さんと環奈さんが第1話の放送当日に内容を告知するものでした。
環奈さんが『正直、撮影したのけっこう前だったので、1話なんだったけと思って……』と話すと、佐藤さんが『そんなこと言わないでください』と笑いながら肩をぶつけるように小突いたのです。オフショット動画では、ほかにも佐藤さんが環奈さんの肩や背中に触れるなど、ボディタッチが複数見られたのです」(芸能記者)
人気女優に対する“ボディタッチ”動画に関して、Xでは一部から
《強めのどつきとかポンッて叩いてくるやつとか普通に痛いしウザいし嫌われるだけだからやめた方がいい》
《会社のおじさんに同じ感じのボディタッチされるけど、ほんとにストレスと鳥肌やばい》
佐藤に小突かれた環奈は口を開けて笑ってはいたものの、拡散された映像をめぐっては“不必要な接触”であることを指摘する声が聞かれているのだ。
「今回、問題となった愛さんの顔への接触は芝居中のことでしたが、環奈さんの体に触れたのは、演技と関係のない場面でした。佐藤さんと環奈さんは共演も多く、親しい間柄であることが知られています。とはいえ、佐藤さんのボディタッチの多さに疑問を持った人もいるようです」(前出・芸能記者)
佐藤は報道を受けて、Xで《さすがに、さすがにもうこれ以上は我慢できません。僕は撮影中、何度も「もう我慢の限界だから、このドラマを降板させてほしい。そして全ての事実を公にするべき」と訴えました。もっと早く決断するべきでした。数々の「ほんとうのこと」が、明らかになる日が来ることを、切に祈ります》と反論した。この投稿には、4日時点で1億5000万を超えるインプレッションがつき、大きな注目を集めている。ただ、一連の騒動では、佐藤の言動に疑問を抱く意見もあったという。
「佐藤さんの事務所は声明で、第1話を撮り終えた映像を観たあと、わだかまりを残さず、愛さんを労うため、彼女の楽屋を訪れたことを告白。《そこにはスタッフの方もおり、3人が在室する状況の中で、俳優同士の会話として、橋本氏の演技が素晴らしかったと感じたことを伝えました。そして過去の心の傷は最大限、尊重されるべき社会だと心から思うが、トラウマがあって夫婦役を演じるなら先に状況を相手に共有すべきである事、その状況が続くなら俳優を続けるべきではないのではないかと僕個人は思います、と伝えました》と、つづられていました。
佐藤さんとしては、愛さんの演技を評価したからこそ、身体接触を事前に告知することに関して、“アドバイス”したのでしょう。ただ、愛さんに対する“キャリア否定”という印象を与えたのか、SNSでは《やりにくい文句は制作サイドに言うべき》と疑問を抱く声もあがっていました。昨今、一般企業でも何気ない言動がハラスメントに抵触する可能性があり、たびたびSNSでも議論が交わされています。環奈さんへのボディタッチ、愛さんへの助言など、いずれも佐藤さんに悪気があってのことではないのでしょうが、時代の流れもあり、感覚が問われているようです」(同前)
シリアスな役柄からコミカルな役まで巧みに演じ、俳優として高く評価されている佐藤。芸能界ではベテラン俳優にあたるが、共演者とのコミュニケーションにも注意が求められそうだ。
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