近年、韓国ドラマ界では、人気俳優・女優たちの“ドラマ復帰”が大きな話題となっている。映画や舞台での活躍、育児や充電期間を経て久しぶりにドラマへ戻ってきたスターたちは、変わらぬ存在感と、より円熟味を増した演技で多くの視聴者を魅了している。

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    そこで今回は、久しぶりにドラマへ復帰した韓国俳優・女優をピックアップ。復帰作のあらすじや見どころとあわせて、ファン待望のカムバックを果たした韓国スターたちを紹介する。

    ハ・ジョンウ(写真=WALKHOUSE COMPANY)

    映画界を代表する実力派俳優のハ・ジョンウは、ドラマ『韓国でビルオーナーになる方法』(U-NEXTで独占配信中)で、約19年ぶりにドラマへ復帰した。

    ハ・ジョンウが連続ドラマに出演するのは、2007年の『H.I.T.-女性特別捜査官-』以来。長年にわたり映画を中心に活躍してきた彼が、久しぶりにドラマの世界へ戻ってきたことは大きな話題を呼んだ。

    復帰作となった『韓国でビルオーナーになる方法』では、映画で培った圧倒的な存在感と重厚な演技を存分に発揮。スクリーンで磨き上げた実力を改めて証明し、視聴者を魅了した。

    『韓国でビルオーナーになる方法』(U-NEXTで独占配信中)

    (画像=TVING)

    主人公キ・スジョン(演者ハ・ジョンウ)は、全財産と多額の借金をかき集めて小さな商業ビルを購入した「ビルオーナー」。韓国ではビルを持てば不労所得で安泰と言われているが、彼を待っていたのは容赦ないローンの返済地獄だった。再開発による一発逆転だけを信じて耐えていたが、ある日ついにビルが差し押さえられる寸前の危機に陥ってしまう。絶望したスジョンは、愛する家族と自分の城であるビルを守るため、絶対に手を出してはいけない「偽装誘拐事件」の計画に加担することを決意するのだが…。

    (本作の見どころ)

    本作でも、ハ・ジョンウの代名詞ともいえる“おとぼけ演技”と、シリアスとコメディを自在に行き来する絶妙な演技バランスが存分に発揮されている。特に、追い詰められた状況に置かれた人物を演じる表現力は圧巻で、「窮地に立たされたキャラクターを演じさせたら右に出る者はいない」と視聴者や批評家から高い評価を受けている。

    さらに、日本でも活躍するシム・ウンギョンが主人公を追い詰めるキーパーソンを、イム・スジョンが芯の強い妻をそれぞれ熱演。実力派俳優たちが繰り広げる緊迫感あふれる心理戦も、本作の大きな見どころとなっている。

    (次回作はNetflix映画に出演)

    ハ・ジョンウは次回作として、俳優のソン・ソックと共演するNetflix映画『The Generals』(英題)への出演が決定している。本作は、韓国現代史における軍事政権時代を舞台に、チョン・ドゥファン(全斗煥)氏とノ・テウ(盧泰愚)氏という2人の元大統領を軸に、権力闘争と人間模様を描く大作。ハ・ジョンウは、絶対的な権力を握ったチョン・ドゥファン元大統領役を演じ、新たな一面を見せることになりそうだ。

    ソ・ジソブ(写真提供=OSEN)

    ソ・ジソブは、2025年配信のNetflixシリーズ『広場』で約4年ぶりにドラマへ復帰した。ドラマ出演は2022年放送の『ドクター弁護士』以来となり、映画を中心に活動していた期間を経て、待望のカムバックを果たした。

    さらに、現在放送中のSBSドラマ『エージェント・キム: リアクティベーティッド』(Netflixで日本配信中)では、2013年放送の『主君の太陽』以来、約13年ぶりとなるSBSドラマ主演としても大きな注目を集めている。

    『エージェント・キム』は、「世界で最も平凡な父親」が、たった一人の娘を取り戻すため、「世界で最も危険な男」となって戦うリベンジアクションドラマ。放送前から高い期待を集めていた本作は、2026年のSBSドラマ最高視聴率を更新したほか、2021年の『ペントハウス3』以来、約5年ぶりに第2話で視聴率15%を突破したドラマとなり、大きな話題を呼んでいる。

    Netflixシリーズ『広場』

    (画像=Netflix)

    かつて裏社会で恐れられたナム・ギジュン(演者ソ・ジソブ)は、自らの足を刺すという大きな代償を払って組織を離れ、静かな暮らしを送っていた。しかし、組織の幹部だった弟が突然命を落としたことをきっかけに、その死の真相を突き止め、復讐を果たすため、11年ぶりに裏社会へと舞い戻る。

    (本作の見どころ)

    ソ・ジソブが13年ぶりに挑んだ本格アクションと、繊細な感情表現が本作最大の見どころ。伝説の男・ギジュンがたった一人で敵組織に立ち向かう迫力満点のアクションはもちろん、弟を失った喪失感や復讐に燃える静かな怒りを、哀愁を帯びた眼差しで繊細に表現している。冷酷さの中にも人間味を感じさせる主人公像が、多くの視聴者を惹きつけている。

    さらに、ホ・ジュノ、アン・ギルガン、イ・ボムス、チャ・スンウォンといった韓国を代表する実力派俳優に加え、コンミョンやチュ・ヨンウら次世代スターも共演。世代を超えた豪華キャストによる重厚な演技の競演も、本作の大きな見どころの一つとなっている。

    (約1年半ぶりとなる来日イベント開催決定!)

    最新作『エージェント・キム: リアクティベーティッド』が好調のソ・ジソブが、2026年10月に約1年半ぶりとなる来日イベントを開催することが決定した。イベントでは、最新作の撮影秘話や近況トークをはじめ、ファンとの交流を楽しめるさまざまな企画を予定。久しぶりに日本のファンと再会する貴重な機会となりそうだ。

    ナム・ジュヒョク(写真=FABLE COMPANY)

    2024年9月に兵役を終えたナム・ジュヒョクは、Netflixシリーズ『トングン-呪いの宮-』で待望の復帰を果たす。ドラマ主演としては2022年の『二十五、二十一』(Netflixで配信中)以来となり、除隊後初の作品として大きな注目を集めている。これまでの爽やかなイメージを覆す、本格ダークファンタジー時代劇に挑戦する。

    本作でナム・ジュヒョクが演じるのは、霊界と現世を行き来する能力を持ち、刀で悪霊を討つ剣士・グチョン。生まれつき霊の声が聞こえる宮女センガン(演者ノ・ユンソ)とともに、王(演者チョ・スンウ)の命を受け、呪われた王宮「東宮」に隠された秘密と怪異に立ち向かっていく。

    アクション、オカルト、ミステリーが融合したNetflixの超大作時代劇として、配信前から高い期待を集めている。

    Netflixシリーズ『トングン-呪いの宮-』

    (画像=Netflix)

    舞台は、架空の王朝時代。皇太子が暮らす東宮では不可解な怪事件が相次ぎ、いつしか“呪われた宮殿”と恐れられるようになっていた。霊界と現世を行き来できる剣士グチョンと、生まれつき死霊の声を聞く宮女センガンは、王の命を受けて東宮へ潜入。宮殿に隠された恐るべき呪いの真相と、王朝を揺るがす秘密に迫っていく。

    (本作の見どころ)

    これまでの爽やかなイメージを一新し、冷徹で影のある霊能力者・グチョンを熱演したナム・ジュヒョク。現世と霊界を行き来しながら刀で悪霊を斬り伏せる迫力満点のアクションシーンは、本作最大の見どころとなっている。

    一方で本作は、単なるホラーやダークファンタジーにとどまらず、怪奇事件の裏に隠された王宮の権力闘争や禁忌を描く重厚なストーリーも大きな魅力だ。

    グチョンとともに呪いの謎に挑む宮女センガン役のノ・ユンソ、そして2人に極秘任務を託す王を演じるチョ・スンウら実力派キャストが、作品にさらなる深みを与えている。

    (7月17日よりNetflixで世界独占配信!)

    本作は7月17日(金)よりNetflixで世界独占配信される。ダークファンタジーと時代劇を融合させた超大作として配信前から大きな注目を集めているほか、兵役除隊後初、約4年ぶりのドラマ主演となるナム・ジュヒョクが新境地を切り開く作品としても期待が高まっている。

    ユ・スンホ(写真=333)

    2025年はバラエティ番組『対決!ペンボンペンボン』(原題)や、EBSドキュメンタリー『最後の人類』(原題)に出演していたユ・スンホ。そんな彼が、SBS新ドラマ『財閥×刑事』シーズン2で約3年ぶりに俳優業へ本格復帰する。ドラマ出演としては、2023年の『取引~友達を誘拐しました~』以来となり、久々の演技復帰作として、大きな注目を集めている。

    本作では、特別出演ながら、新たに登場する財閥キャラクター、ユ・ソンウォン役を担当。公開された第1弾ティザーでは、わずかな登場時間にもかかわらず圧倒的な存在感を放ち、視聴者の視線を一気にさらった。役どころの詳細はまだ明かされていないが、物語の鍵を握る重要人物として期待が高まっており、ユ・スンホがどのようなインパクトを残すのか注目が集まっている。

    『財閥×刑事』シーズン2

    (画像=SBS)

    アン・ボヒョン演じる“財閥3世の刑事”チン・イスと、チョン・ウンチェ演じる新チーム長チュ・ヘラが、より凶悪で巧妙な犯罪に立ち向かう痛快アクション捜査劇。シーズン1で人気を博した“FLEX捜査”はさらにスケールアップし、スリリングな事件と迫力のアクションが展開される。さらに、特別出演するユ・スンホが物語の鍵を握る新キャラクターとして加わり、シーズン2への期待を一層高めている。

    (本作の見どころ)

    財閥3世ならではの財力や人脈を武器に、前作からさらにスケールアップしたド派手なアクションと痛快な捜査劇が展開されるのが本作最大の見どころだ。

    シーズン1のパク・ジヒョンに代わり、今作ではチョン・ウンチェが新たな相棒・チュ・ヘラ役として出演。アン・ボヒョン演じるチン・イスとの新たなバディが生み出す掛け合いにも注目が集まる。

    さらに、約3年ぶりのドラマ出演となるユ・スンホが、新たな財閥キャラクター、ユ・ソンウォン役で特別出演。役どころの詳細は明かされていないものの、物語の鍵を握る重要人物とされており、どのような存在感を放つのか期待が高まっている。

    (8月7日より韓国・SBSで放送スタート!)

    本作は8月7日より韓国・SBSで放送開始(日本配信は未定)。前作を上回るスケールで描かれるチン・イスの新たな活躍に加え、新チーム長チュ・ヘラとの新たなバディ関係、そして約3年ぶりのドラマ出演となるユ・スンホの特別出演にも大きな期待が寄せられている。

    ハ・ジョンウ、ソ・ジソブ、ナム・ジュヒョク、ユ・スンホ、韓国ドラマ界を代表する俳優たちが、2026年に相次いで待望のドラマ復帰を果たす。 映画や兵役、充電期間を経て、それぞれが新たな役柄やジャンルに挑戦し、俳優としてさらなる飛躍を目指している。

    彼らの復帰作は、単なる”カムバック”ではなく、新たな代表作となる可能性を秘めた話題作ばかりだ。進化を続ける4人が、次はどんな名演を見せてくれるのか。今後の活躍から目が離せない。

    (文=韓ドラLIFE編集部)

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