【写真】すっかりおなじみの谷原章介「アタックチャンス」

    ■谷原「一番変わったのは1時間になったこと」

    ――谷原さんは2015年4月から司会を担当されていますので11年目になりますが、その間、番組の中での変化などはありましたか?

    谷原:ご参加いただく方は、皆さん本当に熱量の高い方ばかりで、そういう部分は変わってないと思います。一番変わったのは、地上波の時は30分番組だったものがBSに移ってから1時間になったことですね。1時間になったことでいろいろ挑戦もできるようになって、それによって増えたクイズなどもあります。それと、僕のほうでの出場者の皆さんの盛り上げ方というものがだいぶ変わりました。沢木さんとのコンビになって、加藤さんとはまた違う関係性を築き上げられていると思います。僕にとっては大きなパートナーですね。

    ――番組が長く続いているのはどうしてだと思いますか?長く愛される“秘訣”が思い当たりましたら、教えてください。

    沢木:そうですね。児玉さんもおっしゃっていたのですが、同じメンバーでも撮り直すときっと違う結果になるんですよね。出場する側も見る側も飽きがこないので、やっぱりそれが長年愛されてきた秘訣なんじゃないかなと思います。またQuizKnockの方々がクイズの裾野を広げてくださったように、この番組が夜に移ったことによってさらにクイズファンの裾野が広がるといいなと思っています。

    ――引っ越ししての1回目のゲスト、QuizKnockの4人も楽しそうに問題に臨まれてましたね。

    沢木:そうですね。皆さんそうだと思うのですが、負けず嫌いだったのは“知るは楽しみなり”っていう、自分こそ楽しみたいっていう主体性…前向きな感じが今回の第1回の放送にもありました。そういうところを見るのも楽しみですね。

    谷原:ふくらPさんがアンケートで書かれていたのですが、「『アタック25』は、テレビ番組よりも競技クイズ寄り。でも、競技クイズよりもテレビ番組寄り」。問読みで正解を積み重ねるという意味では“競技クイズ”ですけど、そこに“パネルを取る”というゲーム性が入ってくるじゃないですか。

    1対1では先が読みやすいけど“4人でやる”ことによって、自分の打った手が悪手だったとしても、後々その一手が生きてくる可能性もある。それがある意味、「問題をたくさん正解した人が優勝するのではない」という「アタック25」の面白さとつながっていると思うんです。今回、Quizknockの皆さんはそういうアタックらしいところを体現してくださったと思います。

    番組の問題制作者も、問題の作り方、出し方に変化を加えたりしますからね。問題の前半だけで答えがわかるものだけじゃなくて、「何々は〇〇、ですが」というふうに文脈をもう一つ足したりするので、そういうアタックらしい難しさも味わっていただけたのかなと思います。

    ■「より多くの方に見ていただけるチャンス、および機会が増えた」

    ――今回、QuizKnockの4人が回答者ということで、問題を難しくしていたりというのは?

    沢木:そこまでは考えてないと思います。簡単なんだけどわからない。家族で出来るというのが「アタック25」の素晴らしいところだと思うので、今回もまさにそういうことを表現してる問題だったんじゃないかなと思います。

    谷原:僕は毎回、全部の問題を答えを見ないで自分で考えてみるんですよ。ある正解数以上に行くと「今日はちょっと簡単だったのかな」「今日は難しめだったな」という感覚があるんです。

    でも面白いのが、僕が難しいなと思った問題はどんどん答えられていくんですけど、そこまで難しくないというか、「いつもの感じかな」と思う問題の方がQuizKnockメンバーは意外と苦戦されたりしていて。さっき話したように文脈を足したりしてるというのもありますけど、そういうところがいいなって。同時に、うちの問題制作者のことを頼もしいなと思ったりもしました(笑)。

    ――日曜日から金曜日のゴールデンに引っ越しということになりますが、番組の歴史の中で日曜日じゃなくなるのは初めてですが、それについてはどういうふうに感じていますか?

    谷原:いやぁ、怖いよね。

    沢木:はい。

    谷原:だって、今まで日曜日のお客さんがいたのに全然違う金曜日になって、しかも夜9時じゃないですか。僕たちがやっていることが日曜日のお昼向きの、ご家族全員で見ていただけるような問題というか、そういう空気感の番組なので。金曜の夜9時に通用するのかな?沢木さん。

    沢木:やってみないとわからないですけど、より多くの方に見ていただけるチャンス、および機会が増えたのではないかとは思いますね。

    谷原:多くの方にご期待いただいているからこそゴールデンに移るんだと思っているので、精一杯頑張りたいと思います。

    ◆取材・文=田中隆信

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