久しぶりに、「わたしの好みにドンピシャすぎる!」と思えるドラマに出会ってしまいました。このドラマ、全人類……は難しくても、できるだけたくさんの人に見てもらいたい! とくに、mi-mollet読者の皆さんは絶対に刺さるはず! と思いながら、キーボードをカタカタしております。
今回紹介するのは、6月18日にスタートしたドラマ『エミリとマリア』(MBSほか)。

『エミリとマリア』MBSにて、毎週木曜24:59〜放送中(地域により放送時間が異なる場合あり)。Hulu、U-NEXT、Prime Videoでも配信中。
はい、このメインビジュアルの時点で、優勝していませんか? ファッショントレンドに関心のあるmi-mollet読者の皆さんには、このときめきがきっと伝わるはずっ……! ドラマの世界観も、ポップでキュートで、まるで海外の絵本を読んでいるような気持ちになる。眺めているだけで至福の気分になれるのに、内容まで面白いから神なんです。
あらすじ:アパレルブランドを経営するエミリ(松本まりか)と、テレビ局でドラマプロデューサーとして働くマリア(高橋メアリージュン)は、幼稚園から同じ私立女子校で育ってきた大親友。35歳独身の二人は、今も変わらずに定期的に集まっては行きつけのカフェでケーキを前に近況報告をしている。多くの女性が35歳あたりで感じる“モヤモヤ”を、リアルかつユーモラスな会話劇をベースとしたオリジナルドラマで描く。
まず、二人の会話のテンポが最高なんですよね。マリアがマッチングアプリで出会った京都在住の男性と「(京都と東京の)中間地点の名古屋で会おうってことになって〜」と話し始めると、エミリがすかさず「中間よりあんたの方が多く移動してない?(スマホの地図を見せながら)ほら、東京と名古屋の中間地点、全然名古屋じゃないよ? あんたの方が移動してるよ?」とツッコミを入れる。
さらに、その男性が極度の潔癖症であることが分かると、「いるよね? キッチンとか汚したくない人! コンロとか使うたびに激落ちくんとかする人、いるじゃん?」(マリア)「コンロならまだ分かるけど、シンクって汚れるための場所じゃんね?」(エミリ)とボロクソに斬っていく。二人とも、めちゃくちゃ毒舌なんですけど、言い方がポップだからか、クスッと笑えちゃうんです。
エミリとマリアは、いつも遠慮なくズバズバ言い合っているけれど、その根底にはお互いへのリスペクトがあるのが分かるから、見ていて癒やされる。彼氏ができたら、友情よりも恋愛を優先する。それでも、「彼氏ができてたら、わたしとの予定キャンセルしてたわけ?」(エミリ)「あんただって、彼氏との予定何回も優先してきたじゃん!」(マリア)と笑って言い合うから、本当に仲が良いんだな〜とほっこり。
そして、悪い男に引っかかりそうになった時は「あなた、そもそもが美人なんだからさ、もっと慎重に選んで」と真剣にアドバイスを送ってくれます。お互いに「わたしの方が先に幸せになるわよ〜!」とバチバチしているように見えるけど(実際にそう思っているのかもしれないけど)、相手の結婚式では誰よりも号泣するんだろうな。エミリとマリアは、「35歳なのに、わたしたち何も持ってない」みたいに思っている節がありますが、こんなに素晴らしい友達がいるのって財産すぎるよ! と言いたくなります。
「まだ〇〇歳」と思うか、「もう〇〇歳」と思うか
