【07月02日 KOREA WAVE】

    ユーチューブチャンネル「兄嫁はケイウィル」(c)MONEYTODAY

    ユーチューブチャンネル「兄嫁はケイウィル」(c)MONEYTODAY

    「マウンジャロを打って2カ月で14キロ落とした」

    肥満治療薬「マウンジャロ」を投与した後、見違えるほどスリムになった歌手ケイウィルの言葉だ。アナウンサー出身のタレント、ペ・ソンジェも「マウンジャロを打って半年で7キロ減量した」と明らかにし、旅行ユーチューバーのパニボトルは別の肥満治療薬「ウゴービ」で10キロ落としたと告白した。

    韓国で最近、地上波バラエティーやユーチューブコンテンツでは、有名人の肥満治療薬投与体験談が相次いで公開され、劇的な減量効果だけでなく、それを見た同僚芸能人の反応まで話題を集めている。

    グループ「ダビチ」のカン・ミンギョンは、マウンジャロ投与の事実を明かしたコメディアンのクァク・ボムと歌手カーダーガーデンについて「マウンジャロを打ったと言っていたら、半分になっていた」「完全にすっきり細くなった」と驚きを示した。

    肥満治療薬で減量に成功した芸能人は、効果とともに無気力感、吐き気、憂うつ感、便秘などの副作用も経験したと打ち明けた。食事管理と運動を並行したとも説明した。しかし放送では劇的な減量効果が目立ち、副作用さえダイエット過程で甘受すべきことのように消費される様子も見られた。

    ウゴービとマウンジャロは、あくまで高血圧や糖尿病などを伴う肥満患者の治療のために開発された専門医薬品だ。医師の処方が必ず必要で、急性膵炎や胆のう疾患など深刻な副作用が生じる可能性もある。

    このため、専門医薬品がバラエティー番組の軽い話題のように消費されることへの懸念も出ている。現行法は専門医薬品の大衆向け広告を厳格に禁じているが、有名人の投与体験談は現行の広告規制が直接適用されにくい領域とされる。

    聖公会大学新聞放送学科のチェ・ジンボン教授は、こうした現象を「第三者効果」と説明した。チェ教授は「有名人や権威ある人が特定の商品や経験を紹介すると、大衆はそれをより信頼するようになる。企業が直接広告しなくても、芸能人やインフルエンサーの体験談だけで相当な宣伝効果が発生する。知名度の高い芸能人や医師など専門家のメッセージは、より大きな信頼と影響力を持つ。肥満治療薬が必要ない健康な人まで投与を検討するなど、薬物の誤用・乱用につながりかねず非常に危険だ」と指摘した。

    そのうえで「特に有名人が放送で医師の処方が必要な専門医薬品に触れる時は、社会的影響力が大きいので、より慎重でなければならない」と強調した。

    (c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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