【7月1日 CGTN Japanese】第28回上海国際映画祭は6月21日に閉幕しましたが、一部の作品は28日まで追加上映されます。今年の映画祭では77の国と地域から420本以上の作品が上映され、上海と長江デルタ都市群の52の映画館で1600回以上の上映が行われました。また、100回以上の舞台挨拶も開催されました。

    中国唯一の国際A級映画祭として、今年も引き続き大きな反響を呼び、チケット発売からわずか15分で25万枚を売り上げました。こうした盛況を背景に、「チケット半券経済」は交通、宿泊、飲食、観光、小売などの関連業界を牽引し、前年比5.97%増の52億9500万元(約1258億1930万円)の経済効果をもたらしました。

    近年、中国では「チケット半券経済」という概念が注目を集めており、上海国際映画祭はその代表例の一つです。映画のチケットは単なる入場券にとどまらず、限定のオリジナル記念品と交換できるほか、市内の主要な商業エリアで様々な優待サービスを受けることができます。

    本映画祭では、大豫園、武安映画街区、新華路幸福里街区を巡る3つの「CityWalk」ルートが設けられました。街区内の多くの店舗がチケット所持者に割引を提供し、映画祭に合わせた期間限定のワークショップやアート作品、体験型展示を展開しています。これらの街区はいずれも上海、ひいては中国の映画文化と密接に関わっており、文化観光の目的地として多くの観光客を惹きつけています。

    例えば、武安映画街区は昨年10月に誕生した上海初の映画テーマ街区です。武康路や安福路をはじめとする、上海の歴史的な名物ストリートが複数交差するエリアに位置し、面積はわずか0.4平方キロメートルですが、1930年代以降、100人以上の映画関係者がここで働き、生活してきました。現在も「武康大楼」など、映画関連の歴史的建造物が50カ所以上残されています。

    中国国家映画局のデータによりますと、2025年の中国映画の全産業チェーンの生産額は8172億5900万元(約19兆4200億円)に達しています。こうした産業規模を背景に、2026年は中国の「映画経済促進年」と位置付けられています。関連する政府機関と複数の商業機関が共同で計画を打ち出し、年間で12億元(約285億1430万円)以上の映画鑑賞補助金を投じる見込みです。また、「映画と共に市場を巡る」などのイベントも展開し、映画産業を通じて消費の潜在力をさらに引き出し、消費の高度化を促進する方針です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News

     

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