結婚式を目前に控えた花婿とのバカ騒ぎの内容を、ひどい二日酔いにより完全に忘れてしまい窮地に追い込まれる男たちのドタバタ劇を描き、大ヒットを記録した映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』。その脚本家の小説家としての処女作がドラマ化されることになった。米Hollywood Reporterが報じた。

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    夫は実は死んでいない?“リバース・マーダーミステリー”

    2009年に公開されると、花婿が消えたミステリータッチの展開がコメディたっぷりに綴られ、サプライズヒットを記録した『ハングオーバー!』。ゴールデン・グローブ賞の作品賞に輝き、シリーズ化されるほどの人気作となった。

    その脚本家スコット・ムーアがこの度小説家デビューを飾った処女作「The Mad Widows(原題)」が、出版社への出版契約とテレビスタジオでの映像化契約の両方を獲得した。映像化権を獲得したMGM Televisionは、ドラマシリーズ化を前提に企画開発を進める。その指揮を執るのは、ムーアが脚本を手掛けた『バッド・ママ』や『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』をプロデュースしたスザンヌ・トッド。彼女が自身のMGMとのファーストルック契約のもと、本作の企画開発および製作総指揮を務める。

    一方、出版契約を結んだのは、Simon & Schuster傘下のGallery Books。競争入札の末に出版権を獲得した同社が、ハリウッドの各スタジオに同書を売り込んだことでドラマ化が決まった。小説は2027年3月刊行予定。

    出版、ドラマ化が決まった「The Mad Widows」の主人公は、死別を経験した人々のためのグリーフケア教室で知り合った女性たち。彼女たちは友情を育むが、やがて仲間の一人の亡き夫が実は死んでいないかもしれないことを知る。この衝撃的な事実をきっかけに、彼女たちは「本当に死んだのか、それとも死を偽装したのか」を突き止めるため奔走する“リバース・マーダーミステリー”へと巻き込まれていく。同時に、自分たちも命を狙われないよう生き延びなければならない…。

    ムーアは本書について次のように語っている。

    「私の友人には未亡人が何人もいます(悲しいことですが本当なんです)。彼女たちと話しているうちに、みんなが共通して願っていることが一つあると気づきました。それは“夫が本当は死んでいなければいいのに”ということです。では、もし本当に死んでいなかったら? そんなことがあり得るとしたら、どういう話になるのだろう? 未亡人が探偵となって真相を追う物語を思いつけば思いつくほど、彼女たちのためにこの作品を書きたいという気持ちが強くなりました」

    なお、ムーアはパートナーのジョン・ルーカスとともに2014年の米ABCドラマ『Mixology(原題)』のクリエイターを務めたが、同作は1シーズンで打ち切られている。『ハングオーバー!』と同じように過去を辿っていく今回のドラマ化はどのような展開となるだろうか。

    『ハングオーバー』シリーズはU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

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