
日本代表に熱烈エールを送った篠塚大輝(撮影・篠原 正樹)
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サッカーW杯北中米大会の決勝トーナメント1回戦・日本―ブラジル戦は、日本時間30日深夜2時に戦いの火ぶたが切られる。サッカー好きのtimelesz篠塚大輝(23)は、日本代表のこれまでの戦いを振り返り、次戦に向けてエールを送った。
――電話とかではなく、友達と一緒に見ているんですか。
「そうですね。僕の家なんですけど。僕の友達、サッカー好きな人多いかもしれないです。今日(インタビュー日)も日本戦ではないんですけど、終電ごろに友達がやってくるはずです」
――本当に生活リズムがW杯ですね。
「そうですね。試合によっては早起きできるんですよね。いつも“お仕事12時からあります”と言われたら、“10時に起きようかな”とか思っちゃうんですけど、(W杯期間中は)ちょっと8時に起きてみたり。このまま(W杯が)終わってもこの感じでいければ最高ですけど。この期間はちょっといい意味で、朝もしっかり起きているなと思います」
――メンバーの方とはW杯のお話はしていますか。
「そうですね。(橋本)将生と(猪俣)周杜とは3人ともサッカー部(出身)なので話しますね。マネジャーさんやライブのスタッフさんとも、盛り上がりますよね。ラジオの現場でもずっとワールドカップの話してました」
――もう本当に一日中もほぼW杯漬けですね。
「そうですね。本当にそうです。もう今日の試合なんだろう、今日の試合なんだろう、と考える生活になっています」
――猪俣さん、橋本さんとは具体的にどのようなことで盛り上がりましたか。
「やっぱり日本戦の後でお仕事で会う日は盛り上がります。“あのシュートやばかったな”とか、“オランダに引き分けれるのか!”みたいな。オランダははっきり強豪国なので、正直負けると思った人も多いと思うんですけど、しっかり引き分けれてるのが正直すごいなという。しかも、2ー2というバチバチな“殴り合い”がすごい面白かったと話しました」
――timeleszの中でも、ワールドカップは本当に大盛り上がりですね。
「大盛り上がりです。どこもそうなんじゃないですか?どの会社でも、どの飲食店でもみんな盛り上がっているんじゃないかなと思います。本田(圭佑)さんも、経営者の方に“日本中の経営者の皆さん、すみません。出勤時間の調整を宜しくお願い致します”と投稿していましたし。もちろんお仕事で見られない人とかもたくさんいると思いますし、僕も見られない試合もあるので。でも、ハイライトとか簡単に見られる時代ですし、SNSなどでもすごい盛り上がりを見せています。そういう意味で、誰でも簡単に見られる時代になったのかなと思います」
――それも盛り上がりの一因ですね。
「そうですね。1つの要因だと思います」
――そして次はブラジルですね。
「ブラジルはマジでやばいです。ブラジルはそのヤバくなかったことないです。ブラジルって多分生まれたときからサッカー漬けなので当たり前にサッカーがある環境。多分僕たちがコーヒー飲むぐらいの感じでサッカーが日常に染み込んでます。だからテクニックから違うというか、正直、ブラジルの人からしたら、テクニックもリフティングとかトラップとか、ドリブルそういう一つ一つがもう多分、国民全員ができるレベルで多分染み付いているものなので。 その代表となったら、正直凄いとです」
――その中で、日本代表はどうですか?
「大前提、まず勝てるとは思っています。先ほど申し上げた上田選手と彩艶選手、この2人がまずキーマンです。あとはやっぱり佐野(海舟)選手。佐野選手も本当にもうさっきからずっと使ってるんですけど、本当にヤバい。佐野選手もまさにバレてない1人です。もちろん、僕たち日本国民は“この人、ヤバ!”とはなってるんですけど。このW杯後、ビッグクラブに移籍は全然あるなという。W杯後に移籍がすごい盛り上がるので、佐野選手もその中心に立つんじゃないか。ブラジルって、やっぱり中盤にすごい選手が多いです。おそらくはそのカゼミロ選手、パケタ選手とギマランイス選手っていう、それこそイングランドなどでプレーしている一流の選手3人がいる中で、多分佐野選手がそれこそ若武者のようにかき乱すと思いますよね。それを見た世界がどうなるのかっていうのは、すごい楽しみです。あとなんといっても、僕はもちろん、今怪我してるんですけど、久保(建英)選手がもう本当に大好きなんです。僕たち世代みんな大好きというか、僕1個下なんです。(猪俣)周杜が同い年ですけど、僕たち世代のサッカーやってる子からしたら、本当に久保選手はもうエリート中のエリート。もう抜きんでた存在。日本代表のサッカー、歴史的にも1人だけ別の枠なんですよね。幼少期からバルセロナにいて、もうどんどん点決めていた。明らかにもうドリブルとかもそうなんですけど、スペインなんですよ。この前、僕の友達と試合始まる1時間前くらいに久保選手のプレーを見ようってなって、過去のプレーを見てたんです。15歳、16歳の時のプレーから見てたんですけど、明らかに別格。J1、J2の舞台で大人しかいないわけじゃないですか。その中で明らかにすごい輝きを放っているんです。それで今25歳で、正直まだ若いですので、まだまだまだまどんどんレベルアップしています。フィジカルがめちゃくちゃ強くなっていて、久保選手って、元からドリブルパスだったり、視野の広さとか、テクニックがもう誰しもが認めるものだったんです。でもスペインで僕もその時のプレーを見ながら泣きそうなってたんですけれども、18歳、19歳で、またスペインに1人で戻って、いろんなクラブを渡り歩きながら、それぞれのクラブで活躍できなかった時期もあったり、戦術と合わなかったり、うますぎて逆に久保選手が浮く瞬間とかあるんですよね。でも、そのいろんな一瞬一瞬を、文句1つ言わずに、ただただたくましく渡り歩いてたんだなと思うと、すごい感慨深い。その結果、今のプレースタイルがあって、今のフィジカルがあっるのかなと思うと、本当にこのW杯で、今ちょっと怪我してますけど、もし怪我があけて、決勝トーナメント出れるってなったら、存分に暴れてほしい。おそらく海外のチームも久保選手は多分とんでもなくマークしてると思うんです。久保はやばいっていうふうに全員思っているんで。だからすごいマークもされると思うんですけど、全部振り払って大活躍してほしいな、と心の底から思っています」
――どういう活躍をしてくれると思いますか?
「やっぱり分かりやすいのは得点ですよね。久保選手はもちろん、その最後を決めるのは、FWのポジション、それこそ上田選手とかなので、パスなどで見せることは多いと思うんです。でもスペインのラ・リーガで、すごいシュートをいっぱい決めているんです。久保選手は、シュートを打つまでの足の振りがめちゃくちゃ速い。その振りの速さって大事で。海外のスター選手だと、そこがめちゃくちゃ速いんですよ。でどうしても振りを速くするのはすごく難しいんですけど、久保選手はめちゃくちゃシュートを打つまで速いんですよ。だからドリブルで抜いた後、ディフェンダーの人が足を出して止めたりするんですけど、間に合わないですよね。久保選手の最大の強みだと思ってるんで、どんどん生かしてバンバンミドルシュートを打って、ゴール、アシストで、結果出してほしいですよね」
――ブラジルに勝つ前提とはいえ、スター選手がたくさんいます。その中でもこの選手要注意、という方はいますか。
「そうですね。まずぶっちぎりで絶対に要注意なのがヴィニシウス選手。今もレアル・マドリード、世界最高峰のクラブでプレーしていて、速くてうまい。それに尽きるというか、むちゃくちゃ足速くて、むちゃくちゃドリブルあって、むちゃくちゃシュートをうまい。前線、守備、中盤、全部がハイレベルなのがブラジル。そういう意味では、前線の他に言うと、おそらく出ると思うのがハフィーニャ選手、クーニャ選手。ハフィーニャ選手もバルセロナでプレーしていて抜け出しだったりシュートの技術だったり、FWとして能力がすごく高いです。クーニャ選手ももしかしたスーパーサブ的な役割で出場するかもしれないですけど、今、マンチェスターUの10番を背負ってプレーしている選手なので、警戒しないといけないです。ただ、絶対にどのチームにも穴はあります。ブラジルの穴は、守備陣だと思っています。もちろんすごい選手しかいないんですけど、付け入る隙があるとしたら守備と中盤だと思います。それこそ(前田)大然選手のプレスとかも効いてくると思います。中盤では、ブラジルはサッカー王国なので、パンパンクリアするのかって言われたら、おそらくしないというかつなげてくるんですよね。まして、日本は格下だと思われているので、もちろん要注意のチームであるんですけど、単純なFIFAランクだったり、選手の質では格下だと思っているはず。簡単に前にクリアしてこないと思うんですよ。そこでつなげてくると隙が生まれるので、日本の組織的な守備をはめ込む。ボールを取って、そこからどんどんシュートを打てるんじゃないかなと思います。ただ、やっぱりネイマールは見たいですよね。もしかしたら、最後のW杯になるかもしれないですし。僕たちの世代のサッカーっていわゆるメッシ、ロナウドっていうツートップだったんですけど、じゃあ3番目、誰なのかって言われたら、いろんな意見が出てくるんですよ。アザール選手だとか、いや、スアレス選手だって言われるんですけど、僕は絶対ネイマールだと思っています。結構いろんな論争が起こる話なんですけど。ブラジルの10番で、ブラジルの至宝なので。今でこそドリブル、パスに特化したプレースタイルなんですけど、もうそれこそ昔はというかはめちゃくちゃ足速くて、めちゃくちゃシュートうまい選手でもあったんで、そこの部分がまだ衰えてなかったってなると要注意選手です。出るか分からないですけど、ネイマール選手はやっぱり見たいな。さすがにこのままネイマール出ずに決勝トーナメント終わるのは、見たくないという
か。ネイマール選手が出てくるのを見たいです。でも、それを完封する日本代表を見たいなっていう感じです」
――試合の予想は?
「ガチ予想すると、2-2で延長に行って、3-2で勝つと思います」
――どういう展開を思い浮かべましたか。
「まず、点は入れられます。オランダもそうでした。でもオランダの攻撃陣より、ブラジルの攻撃陣は質が高いので、そういう意味では2点で終われたらいい方だろうな、ぐらいです。逆に守備陣で言うとオランダの守備陣より、ブラジルの守備陣の方が正直緩いんですよ。だから単純に2点より多く入れられるんじゃないかな、と。結構点の取り合いな展開になる可能性があると思います」
――延長になると言った、その心は。
「それが一番盛り上がりそうですよね。後半45分に追いついて、延長戦。決勝トーナメントとなると、体力的な問題もありますし、けがとかもあるかもしれない。日本は控えの層が厚いので、控えで出てくる選手にも期待できるのが、今の日本代表のすごいところだなと思います。それこそ塩貝(健人)選手が闘志あふれるプレーで泥くさいゴールを決めたら、すごい盛り上がるんじゃないかな」
――ブラジルに勝っても、決勝トーナメントは5試合も勝たないと優勝できないですね。
「そうですね。過酷ですね。W杯ではあるんですけど、でもブラジル勝ったら、もうこんなこと言ったらあれですけど、スルスルといけちゃうんじゃないかな。決してW杯をなめているわけじゃないですけど、でもそう思わせてくれるくらい今の日本代表すごいなと思います。でも本当に1位通過、2位通過、どちらがいいみたいな話もよくありましたけど、僕は正直、2位通過で良かったなと思っています。ブラジルさえ倒したら、僕はあとはもう日本代表、本当にいけると思います。そういう意味では、ブラジル代表、まず倒さなきゃいけないんで、絶対に」
――ある意味最大の壁。
「そうですね、まずは。優勝本当に目指すんだったら、最初の壁ですね。本当に最初にして一番大きい壁だと思っています。でも、勝ってくれると思います。この前勝っていますし、W杯では1回対戦してやられてはいますけれど、その借りを返すいいタイミングなんじゃないか」
――時間たちましたよね。
「20年たってますからね。その借りを返してほしいです」
――勝ったらtimeleszのメンバーとも盛り上がりますか。
「というか僕が盛り上がり過ぎて、本当に渋谷に行っちゃうんじゃないかというくらいの勢いです、本当に。いろいろスポーツバーとかもありますけど、今みんなで盛り上がってて、本当にこれ勝ったら、とんでもない盛り上がりを見せるんじゃないかなと思います。その日ライブあるんですけど、MCタイムとかでその話できるんじゃないかな」
――ご自身は見ますもんね。
「絶対見ます。夜公演で、(試合終了後に)時間は結構空きがあるので、見てしっかり寝てライブに向かいます」
――日本代表からパワーをもらって臨むんですね。
「そうですね。本当にそうだと思います。日本代表からパワーをもらって、その勢いでライブも頑張ろうかなという思います」
――いつもよりさらに輝きが増してしまうかもしれないですね。
「そうですね。まあでも、いつも結構ワイワイ、楽しくやっています」
――日本代表にエールをお願いします。
「正直、ここまですでに3試合だけでもすごくおもしろいですし、すごく勇気づけられました。この先、本当にすごいろんな大きな壁があると思うんですけど、いろんな声もあったりしますし、いろんな批判もあったりすると思うんですけど、とにかくベストを尽くして頑張っていただきたいです。日本国民みんなで応援していますので、頑張っていただきたいです」
――そして最後は優勝、ですね。
「優勝お願いします。パレードを見たいです。多分、優勝パレードであると思うんですけど、日本であるか分からないですけど、だいたい優勝したらやるんです。カタールW杯もアルゼンチンの中継で、すごい盛り上がりでしたし、日本もそうなったらうれしいなと思いますね。アルゼンチンでは、メッシはヤバい。当たり前のこと言いました。もう今、本当に当たり前のこと言ったんですけど、日本が進んだら、メッシと当たる可能性あるんで、やばいです。でも実は以前勝ってるんで、アルゼンチンには。本当にもうだいぶ前ですけど。僕はメッシ大好きなんで、日本対アルゼンチンの試合は見たいですね。でも、そこでも勝ちます。申し訳ないけど、メッシには」
