スーパーガール/カーラ・ゾー=エルの人物像で魅了する。演じるミリー・アルコックはまさに適役。ジェームズ・ガン率いるDCスタジオ版のスーパーガール像を高らかに宣言しつつ、スーパーマンとの差異も明言。作中で、なぜスーパーウーマンではなくスーパーガールなのかと問われて、カーラは返答に窮するが、映画はその答を描く。
素のカーラの暴れん坊ぶりもいいが、スーパーガールになってからの力強い表情と姿勢は、さらに別格。うわ、カッコいい、と思ってしまう瞬間が何度もある。リチャード・ドナー版への敬愛に加え、怒涛の格闘中のスローモーション演出には、さりげなくザック・スナイダー版への敬意も忍ばせてある。
この短評にはネタバレを含んでいます
