NHK大河ドラマ第66作となる本作は、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗忠順(おぐり・ただまさ)の物語。明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られた忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描く。

     柄本明が演じるのは、9代水戸藩主・徳川斉昭(とくがわ・なりあき)。隠居後も「御老公」と敬愛された御三家・水戸藩の9代藩主。一見愛想のよい好々爺だが、「烈公(れっこう)」の異名にふさわしい老獪な策士。若き老中・阿部の信頼を得て幕府の海防政策に関わる一方、朝廷や雄藩とも連携し、息子の慶喜(よしのぶ)を将軍後継とするべく立ち回る。日本が開国を迫られると「攘夷」を強く主張し、開国派の井伊直弼(なおすけ)と対立して立場を追われることに。小栗は、斉昭に心酔するあまり過激な行動に出る水戸藩出身者らと関わり、攘夷派の心を知ることになる。

    <柄本明 コメント>

    大河に出させていただきうれしく思っております。
    安達奈緒子さんの脚本は何本かやらせていただいており、今回も安達さんの脚本が出来上がるのが楽しみです。
    共演者の皆さまと楽しく撮影できますとうれしいです。
    よろしくお願いします。

    ●プロフィール
    1948年生まれ、東京都出身。1976年、劇団東京乾電池を結成、座長を務める。
    映画「カンゾー先生」(1998)で第22回日本アカデミー最優秀主演男優賞を受賞。以降、映画賞をさまざま受賞。映画のみならず、舞台やテレビドラマにも多数出演。2011年、紫綬褒章受章。2015年、第41回放送文化基金賞番組部門「演技賞」受賞。2019年には旭日小綬章を受章。NHKではスペシャルドラマ『坂の上の雲』、大河ファンタジー『精霊の守り人』、土曜ドラマ『お別れホスピタル2』(脚本・安達奈緒子)などに出演。

    <大河ドラマ出演歴>
    第29作『太平記』高師直役
    第34作『八代将軍吉宗』徳川宗直役
    第38作『元禄繚乱』進藤源四郎役
    第45作『功名が辻』豊臣秀吉役
    第57作『西郷どん』龍佐民役

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