ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.23 10:41
過去の事業失敗や長年のブランクによる経済的苦境を打ち明けていた俳優のイ・フンが、17年ぶりに映画界に復帰する。
イ・フンは、9月にクランクインを控えた映画『非常戒厳12.3』(監督・脚本 パク・ギョンス)にキャスティングされ、重厚な演技を見せる予定だ。
この作品は、2024年12月3日に発生した非常戒厳事態をモチーフに、21世紀の韓国で起きた前例のない出来事が、どのような背景と過程を経て展開されたのかを深く描く政治ドラマスリラーだ。
劇中の中心人物である大統領「ケヨン」役は、俳優のコン・ヒョンジンが務める。検察総長出身で政界入りしたケヨンは、既成政治に対する強い不信感を抱き、非常戒厳という極端な選択を下すキャラクターだ。
イ・フンは、大統領の選択を直前まで制止し、真っ向から対立する「大統領秘書室長」役を演じ、作品の緊張感を最高潮に引き上げる予定だ。
今回の映画出演決定とともに、最近イ・フンは番組で自身の厳しい経済状況など近況を率直に語り、注目を集めた。
イ・フンは2006年、スポーツセンター事業の失敗により30億ウォン(約3億1500万円)台の借金を抱え、半地下住宅での生活を送り、個人再生を申請するなど、大きな試練を経験した。
今年4月にはバラエティー番組に出演し、「ここ3年間準備してきた作品が相次いで頓挫し、経済的に完全に行き詰まった。本当に切実な状況だ」と語り、深刻な生活苦を訴えて周囲を心配させた。
イ・フンは1994年、SBSの『青年内閣』『ソウルの月』などでデビューし、元祖肉体派スターとして人気を集めた。
