現地時間6月14日にカナダのモントリオールで開催された、Behaviour Interactiveの人気ホラーゲーム「Dead by Daylight」の10周年記念イベントのなかで、現在進行している同作の長編映画化企画の最新情報が発表。「The Hollywood Reporter」など複数メディアが報じている。

    2023年のプロジェクト開始から3年、徐々にかたちが見えてきた「Dead by Daylight」2023年のプロジェクト開始から3年、徐々にかたちが見えてきた「Dead by Daylight」[c]Everett Collection/AFLO

    全世界で6000万人以上がプレイする「Dead by Daylight」は、“殺戮場”を舞台に、“キラー”と呼ばれる殺人鬼と、キラーからの逃亡を試みる“サバイバー”に分かれてプレイする非対称型のオンライン対戦ゲーム。「エルム街の悪夢」や「ハロウィン」、さらには「リング」など、さまざまな名作ホラー映画とのコラボレーションでも話題を集めてきた。

    2023年春にブラムハウス・プロダクションズとアトミック・モンスター、そしてBehaviour Interactiveの共同開発で長編映画化が発表。その後、新たな情報がなかなか出なかったが、今年2月に「死霊館」シリーズの脚本家であるデヴィッド・レスリー・ジョンストン=マクゴールドリックと『クロール ―凶暴領域―』(19)の監督として知られるアレクサンドル・アジャが共同脚本を務めることが明らかにされた。

    【写真を見る】「恐怖が感情移入から伝わることを理解している」ソルドゥル・パルソン監督のデビュー作『ドラウグ 〜凍海の亡霊〜』をジェームズ・ワンが絶賛!【写真を見る】「恐怖が感情移入から伝わることを理解している」ソルドゥル・パルソン監督のデビュー作『ドラウグ 〜凍海の亡霊〜』をジェームズ・ワンが絶賛![c]Everett Collection/AFLO

    そして今回、アイスランド出身のソルドゥル・パルソン監督がメガホンをとることが正式決定。数多くの映画人を輩出したイギリスの国立映画テレビ学校出身のパルソン監督は、2019年にNetflixシリーズ「ヴァルハラ連続殺人事件」を手掛け、『ドラウグ 〜凍海の亡霊〜』(24)で長編監督デビュー。「Dead by Daylight」の映画化企画で長編監督第2作にしてハリウッド進出となるスリラー界の新鋭だ。

    イベントのなかでブラムハウスのジェイソン・ブラムは「皆さんがプレイするゲームの画面から劇場の大スクリーンへと『Dead by Daylight』を届けてくれる、信頼の置ける映画監督です」とパルソン監督を讃え、アトミック・モンスターのジェームズ・ワンも「彼は恐怖が感情移入から伝わることを理解しており、『ドラウグ 〜凍海の亡霊〜』でそれを証明した。今回の映画に必要なのは、まさにその感覚なのです」と太鼓判。

    ジェームズ・ワン、ジェイソン・ブラムらが製作に名を連ね、2027年の北米公開を予定!ジェームズ・ワン、ジェイソン・ブラムらが製作に名を連ね、2027年の北米公開を予定![c]Everett Collection/AFLO

    さらにBehaviour Interactiveのチーフ・プロダクト・オフィサーであり、長編映画化企画のプロデューサーも務めるスティーブン・ムルローニーは「彼の独特なビジョンと雰囲気のあるストーリーテリング、そして緊張感を高める能力は、長年のファンにも新しい観客にも響くことでしょう。私たちの世界観を表現するうえで最適なクリエイターなのです」と強い期待を寄せている。

    また、物語はゲーム版の人気サバイバーであるセーブルとミカエラの友情を中心に展開するものになるとのことで、ジョンストン=マクゴールドリックとアジャによる脚本はすでに完成している模様。具体的な制作開始時期やキャスト情報についてはまだ明らかにはなっていないが、北米での公開は2027年後半を予定。今後届けられる続報に注目だ!

    文/久保田 和馬

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