【ソウル聯合ニュース】韓国でJ-POPのストリーミング再生数が伸びている。韓国で開催される日本人アーティストの公演もジャンルが多様化し、規模も拡大している。

米津玄師(ライブネーションコリア提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国の音楽配信サービスKTジニーミュージックが21日発表した今年上半期(1月~6月17日)のJ-POPのストリーミング再生数は、前年同期比29.5%増加した。24年同期比では57.5%増となった。
ストリーミング1位は米津玄師が歌ったアニメ映画「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」の主題歌「IRIS OUT」。2位はOfficial髭男dismの「Pretender」、3位は優里の「ベテルギウス」、4位は冨岡愛の「グッバイバイ」、5位は米津玄師の「Lemon」だった。

藤井風(公演企画会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国音楽コンテンツ協会運営の音楽チャート「サークルチャート」の年間音楽利用量が2019年をピークに減少傾向にあるなか、J-POPのストリーミングが3割増加したことは「異例」と受け止められている。
KTジニーミュージックの関係者は、日本の劇場版アニメの人気をはじめ、日本人アーティストの来韓公演やテレビ出演によりJ-POPに触れる機会が増えたためと分析する。
また、評論家のイム・ヒユン氏は「K-POPアイドルのヒット曲がショート動画チャレンジやSNSでの拡散などに集中するなかで、歌の感情的な部分や歌詞が与えるカタルシスが不足していると感じる人たちもいる」と指摘。「こうした部分をJ-POPが補っている」との見方を示した。
韓国で楽曲がヒットした日本人アーティストの来韓公演も増えている。Official髭男dismは「K-POPの聖地」と呼ばれる大型会場のソウル・オリンピック公園KSPO DOMEで今年8月に公演する。藤井風はソウル・高尺スカイドームで、24年に続いて来年1月にコンサートを開く。
そのほかKing Gnu(キングヌー)やVaundy(バウンディ)、スキマスイッチ、back number(バックナンバー)も大型会場で公演する。

CUTIE STREET(HYBE提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
これまでJ-POPはバンドやシンガーソングライターを中心に人気を集めていたが、楽曲「かわいいだけじゃだめですか?」がヒットしたアイドルグループCUTIE STREET(キューティーストリート)をはじめ、韓国の音楽番組で「ギンギラギンにさりげなく」が話題となった近藤真彦、元SMAPの木村拓哉らも来韓公演を行う。
世界的なファン層を抱え、世界市場で大きな影響力を持つK-POPの本場、韓国での活動は、アーティストが世界に進出する足掛かりにもなり得る。CUTIE STREETは韓国音楽番組で「かわいいだけじゃだめですか?」の韓国語バージョンを披露して話題を呼び、インドや北米でのセールスが増加した。CUTIE STREETを手がける芸能事務所アソビシステムの中川悠介社長は韓国メディアのインタビューで、韓国市場は非常に重要だとの認識を示し、韓国音楽番組に出演後、インドで新たな反応があったのは大きいと語っている。

近藤真彦(左)と木村拓哉(公演企画会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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