
藤井フミヤ
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歌手の藤井フミヤ(63)が18日、短尺動画プラットフォーム「TikTok」のアカウントを作成したことを公式Xを通じて発表した。近年は工藤静香や郷ひろみ、小泉今日子など、昭和・平成の芸能界を彩った大物スターたちが相次いでTikTokに進出している。かつて「若者向けアプリ」と見られていたTikTokは、世代を超えた新たな情報発信の場へと変化している。
この日、藤井は「お知らせ 藤井フミヤ公式TikTokスタート」と報告。過去のライブ動画を中心に複数の動画が投稿されており、19日午前9時時点で5千人近いフォロワーを獲得している。
近年は藤井のように、TikTokアカウントを作成する著名人が増加している。
1980年代後半からトップアイドルとして活躍した工藤静香は、2022年にTikTokへ本格参入。デビュー35周年を記念し、TikTok LIVE「Shizuka Wednesday with TikTok」を開催した。
郷ひろみも、デビュー50周年イヤーとなった21年にTikTokを開始。代表曲「2億4千万の瞳」は“大バズリ”した。
小泉今日子はデビュー40周年を迎えた22年にTikTokアカウントを開設。「KOIZUMI FRIDAY with TikTok」と題し自身初となるTikTok LIVEを4週連続で開催した。
演歌歌手の山本譲二も、松居直美とともに開設。21年発売のデュエットソング「事実は小説よりも奇なり」を若者に広めたいと狙いを語っていた。
かつてはテレビが国民的スターを生み出していたが、現代はSNSが主戦場。コンサートや周年企画の告知ツールとしても使える点やメディアを介さず発信でき、編集も自分の範囲で行えることも大きな利点となっている。
以前は「TikTokは若者向け」というイメージが強かったが、利用者の年齢層が広がり50代以上のユーザーも増加。企業や自治体、政治家まで活用するプラットフォームへと変化した。
TikTok発の“懐メロ”ブームも起きており、現在は12年リリースのサカナクション「夜の踊り子」が大バズリ。ボーカルの山口一郎も驚きを口にしていた。
相次ぐ大物芸能人のTikTok進出。世代を超えて支持され続けるための新たな生存戦略といえそうだ。