2010年秋冬シーズンにデビューし、その幾何学的な造形で人気のバッグブランド、バオ バオ イッセイ ミヤケの世界観を体感できるショップが2026年4月、東京・南青山にお目見えした。

    通りに面した壁面は開放感にあふれたガラス張り。アルミニウムを駆使した什器が研ぎ澄まされた印象を醸し出す一方で、丸みのあるエッジによってどこか温かみも感じさせる。

    シグネチャーモチーフである三角ピースを用いた、さまざまなサイズやデザインのバッグを提案するバオ バオ イッセイ ミヤケ。デビューから15年あまり、シーズンごとに進化を遂げてきたが、この春に満を持して日本では初となるフラッグシップショップをオープンさせた。

    空間は、これまでも世界各都市のイッセイ ミヤケ旗艦店を手がけてきた吉岡徳仁がデザイン。「自分が長年追求してきた、アルミニウムで構成したミニマルな空間に10メートルを超える巨大なアルミニウムのテーブルを据え、浮遊感を表現しています。バオ バオ イッセイ ミヤケの革新的なものづくりと呼応する空間となっています」と同氏が語るとおり、横に長い空間を存分に生かしダイナミックに配置されたテーブルが目を惹く。

    床面積206平方メートルに及ぶこの店舗では、ブランドが展開するシリーズのラインナップがすべて揃うことに加え、三角ピースの可能性を探る試みとして、クリエイターや専門家とともに研究を重ねる「バオ バオ イッセイ ミヤケ ラボ」を随時展開。未来へと思いを馳せたピュアな好奇心から生まれる、新たなものづくりの場としての発信にも期待したい。

    左:三角ピースのサイズを「ルーセント」の約半分にした「プリズム」シリーズ。トートバッグ(H27.5×W27.5cm)¥45,100 中:直角二等辺三角形のピースで構成された、ブランドを代表する「ルーセント」シリーズ。角度によって煌めきのニュアンスを変える偏光メタリックのエナメル素材を使用している。トートバッグ(H34×W34cm)¥48,400 右:金属を思わせるメタリックな光沢が特徴の「プラチナム」シリーズ。トートバッグ(H27.5×W27.5cm)¥82,500(11/1発売)/以上バオ バオ イッセイ ミヤケ(イッセイ ミヤケ)

    左:三角ピースを「ルーセント」や「プリズム」と比べて45度回転させて配置した「スラッシュ」シリーズ。ハンドバッグ(H24.5×W41×D16cm)¥80,300 右:正三角形のピースで構成された「ソリッド」シリーズより。ピースをシボのあるレザーライク素材で表現し、レザー製のハンドルやストラップと組み合わせた「クリスタル マット」。スモールハンドバッグ(H16.5×W29×D11cm、ストラップ付き)¥132,000/ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ(イッセイ ミヤケ)

    左:「プリズム」の約4分の1サイズの三角ピースを職人が1点ずつ直接生地の上に樹脂成形をし、造形した「クロ」シリーズ。ショルダーバッグ(H14.5×W25.5×D11cm)¥53,900 右:三角ピースで構成されたユニットを生地に内包することで、ブ
    ランドを象徴するトライアングルの魅力とイッセイ ミヤケの根源的な考えである「一枚の布」の要素を融合させた「トラック」シリーズ。バックパック(H40×W23×D11cm)¥79,200(10/1発売)/ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ(イッセイ ミヤケ)

    バオ バオ イッセイ ミヤケ

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