「逃げるは恥だが役に立つ」の海野つなみ氏による最新作を、今泉力哉監督が独自の空気感で実写化した新感覚ミステリー、Prime Original ドラマシリーズ「クロエマ」が6月12日より配信スタート。杉咲花と多部未華子がダブル主演を務める本作は、対照的な二人の絶妙な関係性を、占いを軸に描き出す。そして、ダブル主演の二人と物語の重要な架け橋となる青年・シモンを演じているのが、今最も勢いに乗る俳優・岩瀬洋志だ。
【写真】国宝級に美しいEラインをあらわにする岩瀬洋志
■今、最も勢いのある俳優“岩瀬洋志”
2025年下半期の「ViVi 国宝級イケメンランキング」NEXT部門で1位に輝き、2026年の「ネクストブレイクランキング」でも首位を獲得するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの岩瀬。本作では、“モテすぎる男”として周囲を騒がせ、恋愛トラブルによって職場を転々としてきた過去を持つ、純喫茶パリの2代目マスター・シモン(下門賢志郎)を圧倒的な透明感で体現している。
そんな岩瀬に、猛暑のなかで行われたという撮影の裏話や、演技へのこだわり、さらには「前世は宇宙人だった!?」という驚きの占い体験談のほか、芸能界に入ったきっかけ、今後の展望などについてたっぷり語ってもらった。
■岩瀬洋志の真骨頂、所作の細部にまで宿る役作りの意識
――今泉力哉監督の現場はいかがでしたか?演出面で印象に残っている言葉を教えてください
以前から監督の作品は拝見していたので、ご一緒できて光栄でした。本読みの際、監督から「普通のドラマのような説明的な芝居ではなく、日常に溶け込むような自然な会話感、生活感を撮りたい」というお話がありました。そこで僕が今回のテーマに掲げたのが、徹底した「丁寧さ」と「二義的動作」を意識することでした。
――その「二義的動作」について、詳しく聞かせてください
例えば、ただセリフを言うのではなく、何かを書きながら話す、掃除の手を動かしながら答える、といった「メインの会話の背後にある動作」のことです。原作は他の漫画に比べて動作を演出する絵が少なめですが、ドラマのシモンはパフェを作ったり食器を洗ったりと動きが多い役回り。そこは自由に作っていけたらと考えました。特にパフェを作る際の手際や丁寧さは、その料理への情熱が手先に出ると思ったので、所作の一つ一つを大切に演じました。一番難しかったのはそのパフェを説明するセリフ。自分が一から愛情を込めて作ったものとして、その魅力を伝える表現には最後までこだわりました。
――シモンを演じる上で、ビジュアルや所作で意識したことは?
シモンくんはスラッとした印象だったので、体重を絞った状態で姿勢を良く保つことを意識しました。喫茶店のシーンでは、最初はお辞儀が丁寧すぎて“執事”のようになってしまったので、相手との関係値に合わせて少しラフにしたりするなど微調整も意識して行なっています。
――シモンというキャラクターと、岩瀬さんご自身で重なる部分はありますか?
シモンは優しさの中に、まだ大人になりきれていない未熟さや初々しさがある少年だと思います。その“完璧ではない美しさ”を大切に演じました。自分と似ているのは、綺麗好きなところです。僕も家は常にピカピカにしておきたいタイプで、週に3回はガッツリ掃除機をかけています(笑)。
――撮影現場はかなり過酷だったと伺いました。
季節が夏真っ盛りの撮影だったので、本当に暑かったです。僕はかなりの汗っかきなのですが、そのおかげで夕方にはいい感じにむくみが取れて、顔がシュッとしていたのは不幸中の幸いでしたね(笑)。
■芸能界入りも…運命を信じる方がロマンチックで芸術的
――本作は「占い」がテーマですが、ご自身は占いや運命を信じるタイプですか?
都合のいいところだけ信じて、モチベーションを上げる材料にします。
占いで「前世はプレアデス星人だ」と言われたことがあって。「宇宙人のわけないだろ」と思いましたが、調べたら本当にそういう星団があったんですよね。僕にとって「運命」とは、論理的に説明できない法則を便宜上そう呼んでいるだけ。ただ、その中の「縁」は必然だと思いますし、運命を信じる方がロマンチックで芸術的ですよね。
――もし劇中のクロエに占ってもらうとしたら、何を聞きたいですか?
シンプルに「10年後、自分は芸能の世界で生きていけているか」を聞いてみたいです。海外にも興味があって、海外でも活動してみたいという目標を持っています。
――最後に、“モテすぎる男”を演じる岩瀬さんが思う「かっこいい人」を教えてください。
自分の好きなことに対して「情熱」を持っている人。大人になればなるほど、その情熱は顔や目に出ると思うので、それを持っている人が本質的にかっこいい。僕もシモンという役を通して、皆さんにその情熱を届けていければと思っています。
