2026年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
前評判通り、歌とダンスの音響と映像は切れ味と迫力があり、ミュージック・ビデオをしてはよく出来ています。でも、映画はMVではありません。
彼の内面を、父との相克に単純化した為に物語が非常に薄っぺらになってしまいました。だから、King of pop と呼ばれた彼にとって音楽とは一体何だったのかという一番肝心な所には殆ど踏み込めませんでした。
また、見せ場であるステージのシーンでも熱狂する観客のカットが多すぎます。「マイケルの映像だけでは人々の熱狂を表す自信がないのかな」と下衆の勘繰りまでしてしまいます。ジョン・ランディス監督の『スリラー』を観た時の衝撃、また本作と同じプロデューサー作である『ボヘミアン・ラプソディ』の沸騰感には全く及びませんでした。
Michael マイケル
