6月12日から6月14日までの全国映画動員ランキングが発表。前週末に行われた3日間限定のIMAX先行上映も盛況だった『Michael/マイケル』(公開中)が待望の全国公開を迎え、期待通りの大ヒットスタートで初登場No.1を獲得した。

    マイケル人気を証明!洋画復権のカギを握る一本に?【写真を見る】オープニング成績は『ボヘミアン・ラプソディ』のおよそ2倍!世界に続き日本でもメガヒット待ったなし【写真を見る】オープニング成績は『ボヘミアン・ラプソディ』のおよそ2倍!世界に続き日本でもメガヒット待ったなし[r], TM & [c] 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    全国390館(IMAX、4D、ScreenX、DolbyCinemaを含む)で公開された『Michael/マイケル』。その初日から3日間の成績は、観客動員が67万2056人で興行収入が10億9002万3220円。2026年の公開作としては『劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」』(公開中)、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(公開中)に次いで第3位。洋画実写作品としては昨年の『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(25)以来となるオープニング興収10億円超えを成し遂げた。

    “キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが世界的なアイコンへとのぼりつめていく姿を、「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア監督のメガホンのもと、マイケルの甥であるジャファー・ジャクソン主演で描いた『Michael/マイケル』。全世界興収は、日本公開とほぼ同じタイミングで『ボヘミアン・ラプソディ』(18)を抜き去り、音楽伝記映画として世界歴代No.1のヒット作になっている。

    マイケル・ジャクソンが世界的アイコンにのぼりつめるまでの苦悩や栄光を描くマイケル・ジャクソンが世界的アイコンにのぼりつめるまでの苦悩や栄光を描く[r], TM & [c] 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    おそらく日本での興行においても、この『ボヘミアン・ラプソディ』が一つの指標となることだろう。2018年の秋に公開され、最終興収135億1000万円を記録するメガヒットとなった『ボヘミアン・ラプソディ』のオープニング成績は、動員33万8000人&興収4億8700万円。初日単日で見ても初週末3日間で見ても『Michael/マイケル』はその倍以上の成績を収めており、やはりマイケル・ジャクソン人気は想像以上のようだ。

    しかし『ボヘミアン・ラプソディ』は4週目末まで動員&興収共に右肩上がりの数字をあげつづけ、動員ランキングでは7週目末を除いて11週目末まで2位以内をキープ。さらに10週目末までは毎週ほぼ10億円ずつのペースで興収を上乗せしつづけ、18週連続でトップテン入り。大作ラッシュから絶妙に外れた公開タイミングや、アカデミー賞の効果もあったとはいえ、まさに前代未聞の興行であったことは間違いない。

    全世界興収では音楽伝記映画として歴代No. 1のヒット作へのぼりつめた全世界興収では音楽伝記映画として歴代No. 1のヒット作へのぼりつめた[r], TM & [c] 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    今回の『Michael/マイケル』の場合、7月に入ると次々と大作が公開されてスクリーン確保の面で熾烈な争いが予想されるのに加え、賞レースの本格化は半年以上先。となると、『ボヘミアン・ラプソディ』級のメガヒットとなるためには、ライバルの少ない6月中にできるだけ興収を積み上げておく必要があるだろう。

    まずはドキュメンタリーとして異例のヒットを記録した『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(09)の興収52億円をどのぐらいのスピード感で抜くことができるのか。“洋画復権”のカギを握る作品なだけに、期待を込めて見守っていこう。

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