日本テレビ放送網が自社開発したAIソリューション「Go Vertical ! AiDi」(以下、エイディ)が、2026年4月19日から22日に米国・ラスベガスで開催された世界最大級の放送機器展「NAB Show 2026」(=冒頭画像)で「Product of the Year/ストリーミング部門」を受賞した。同賞は「NAB Show」の展示会場で披露された中で最も革新的で先見性のある製品を表彰するもので、ストリーミング、ラジオ、音響制作、カメラなどの16部門で構成され、応募作品は業界の専門家からなる審査員団に審査される。あわせて、業界の専門メディアである『TV Tech』誌が選出する「Best of Show Award」も受賞し、主要アワードでのダブル受賞となった。

    エイディは、入力された映像に対してAIを用いた画像認識を行い、さまざまな用途に応じた結果をデータや映像として出力するシステム(関連記事)。インターネットに接続不要でリアルタイムでのオンデバイス処理と、現場のニーズを形にした直感的なインターフェースを強みとする。今回の受賞では、ライブ映像から被写体を自動追従し、スマートフォンに最適な縦型(9:16)動画をリアルタイムで切り出す技術が評価された。

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    <リアルタイムで縦型モバイルに最適な9:16サイズに切り出せる>

    日本テレビ放送網・海外戦略部次長兼技術統括局創造テクノロジー部の篠田貴之氏は、「社内の現場課題を解決する取り組みとして始まった挑戦が、一つのプロダクトへと成長し、いまでは世界の大舞台で導入されるまでになった。視聴スタイルが大きく変化する時代の中で、これからもより魅力的なコンテンツ体験を皆さまへ届けるとともに、世界中の人々に喜びと驚きをもたらす挑戦を続ける」とコメントした。

    同社は中期経営計画2025-2027で、「日テレ、開国! Gear up, go global」をスローガンに掲げ「グローバルコンテンツ企業への変革」を目指している。海外戦略センター内に設置したTech事業部門を軸に、エイディの海外展開を加速させる方針だ。

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