フジテレビ
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     暑さと湿気で過ごしにくい季節になりました。芸能界も明るく楽しいニュースばかりとはいかず…。嵐が活動に幕を下ろし、「嫌いな芸能人」の名を口にしたあのは番組終了、フジテレビは今年も「27時間テレビ」の放送を断念しました。いつもの覆面メンバーが裏側を語りました。

     リポーター フジテレビが昨年に続き、夏恒例の「FNS27時間テレビ」を断念したとスポニチが報じたね。

     週刊誌記者 元タレント中居正広氏の女性トラブルを発端とした騒動から1年以上がたったけど、いまだにそれが影響している。

     スポニチ本紙デスク 清水賢治社長も「個人的にはできることならやりたい」と話しており、局内でも「こんな時こそやらなければ」という意見は多かった。ただ、現実的な問題で断念せざるを得なかった。
     ワイドデスク 現実的な問題って?

     本紙デスク 第一に制作費。先月発表された親会社のフジ・メディア・ホールディングスの決算では営業損益が87億円の赤字。08年に認定放送持ち株会社に移行して以降、初の赤字となった。一連の問題を受け、スポンサーが離れたことが影響した。

     週刊誌記者 フジテレビだけでなく、関西テレビなど全国の系列局も同様に苦しい状況。「FNS27時間テレビ」は系列局が一丸となって制作する大型番組だけに制作費は膨大で、各局も資金を捻出するほどの体力はなかった。

     リポーター コンテンツ面の問題もあったみたいだね。

     ワイドデスク 毎回「FNS27時間テレビ」は“軸”となる番組が決まっている。古くは「笑っていいとも!」や「めちゃ×2イケてるッ!」など局を代表するバラエティー番組が中心となって制作をしてきた。今年はそれを決め切れなかったのも影響した。

     本紙デスク 一連の問題を受けて機構改革を行いバラエティー班と情報番組班が統合。局を離れて独立する社員も多く制作体制が大きく変化している。4月には過去10年で最大規模の改編を断行し、特にバラエティー番組のラインアップががらりと変わった。

     週刊誌記者 今は各番組を育てている最中で、リソースを定時番組に集中させたいということ。「FNS27時間テレビ」に代わる大型特番を放送する案もあったが、それもかなわなかった。

     リポーター 今後のフジはどうなるんだろう。

     ワイドデスク 現在、清水社長の下で「コンテンツカンパニーへ」を旗印に番組強化に取り組んでいる。「新しいカギ」の人気企画「学校かくれんぼ」のフォーマットを世界に販売したり、10月期には海外との合作ドラマを地上波で放送するなど、その成果は着々と表れている。

     本紙デスク 再生する姿を応援していきたいね。

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