インタビュー:「ジル サンダー」の2人が新作に込めた思い 「前向きな変化を起こせるような強い気持ちになってほしい」
「ジル サンダー(JIL SANDER)」は2021-22年秋冬、ウィメンズでは初めてパリ・ファッション・ウイークに参加し、映像を通してコレクションを発表した。個性、自由、変化を称え、さまざまな面を持つ自己を表現するための服を目指したという今季は、意外性のある要素のレイヤードや対比がポイントだ。
例えば、かっちりとしたテーラードジャケットにはたくさんの天然真珠で作られた胸飾りやレースの装飾を加えたスリップドレスを合わせたり、クリーンなAラインスカートに着心地のいいニットのボディスーツを合わせたり。ウエスト部分をニットで切り替えたドレスもある。
そして、ホワイト、ライラック、クリームなどの明るい色と、幾何学や蝶、素朴なペイント調の花といった柄やモチーフには、変わるための前向きな姿勢が反映されている。クリエイションを手掛けるルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターに、コレクションに込めた思いを聞いた。
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5枚目、PHOTO : PETER LINDBERGH
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