
亡き母への思いを涙ながらに語る純烈の白川裕二郎(撮影・松永 柊斗)
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男性3人組ムード歌謡「純烈」の白川裕二郎(49)が2027年3月31日限りでグループを卒業する。8日、正午にファンクラブに向けて発表。その後、都内で行われた記者会見で約20年にわたる活動を「青春でした」と涙ながらに語った。白川の卒業に伴い、新メンバー3人と弟分グループ「モナキ」に次ぐ新グループも視野に入れたオーディションの開催も発表した。
笑いあふれる1時間超の会見。だが小6で父を亡くし母子家庭で育った白川が、昨年10月に92歳で死去した母を語ると感情があふれた。「母の存在があったからここまで来られた。あなたの息子で良かったと言いたい」と素直な言葉が並んだ。
卒業の引き金を引いたのも母の死。「5年ほど前から介護のために卒業したいと伝えていた。他界で純烈を続けていくモチベーションや情熱が他のメンバーよりなくなってしまった」と明かす。後上翔太(39)がライブ出演で最期をみとれなかったと明かすと「後悔はあります。それでも母の口癖は“何があっても頑張りなさい”だった」と語った。
「夢は紅白!親孝行!」を掲げ8年連続NHK紅白歌合戦に出場。白川はリードボーカルを担当。一番の思い出は18年の初出場。「母がめちゃくちゃ喜んでくれて、あの笑顔は…忘れられない」
高校卒業後に大相撲の朝日山部屋に入門するもケガで1年で引退しアルバイト生活へ。母の勧めで俳優に転向した。そんな苦労人を最初に誘ったリーダーの酒井一圭(50)は「よく頑張りました」とねぎらった。白川は酒井に対して「僕の人生を変えてくれた。このグループから卒業できるのは誇りで一生の財産。(純烈は)青春だった」と感謝。
卒業後も所属事務所に在籍し歌手活動を続ける。残り9カ月の3人体制に、酒井は「最後に3人で紅白に出たいです!」とアピール。白川も「地元の横浜市綱島のお風呂屋さんで凱旋ライブ」と故郷への思いと結成当初からの全国の銭湯行脚をぶち上げた。
≪オーディションは8月面接スタート≫オーディション開催にあたり、酒井が来春からの新体制について構想を明かす場面もあった。「年齢的に次に卒業するのは僕なので、新メンバーは僕と後上より若いのかなと思います。でも40代の方でユニークな方がいたら、僕とその方でおじいちゃんグループの超純烈みたいなものを作ってもいいのかも。そこに小田井さんも入ってもらって出世魚みたいな感じで…」とアイデアを膨らませた。白川が卒業した直後は1カ月ほど2人だけでの活動も希望しているといい、酒井は「“二烈”っていうのも良いかもね」とニヤリ。白川は「じゃあ“辞め烈”もあっていいね」とツッコんでいた。募集は7月31日までで8月から面接をスタート。同時にモナキの弟分グループの候補者選定も視野に入れるという。
