一番向いていないと思っていた演技の仕事に挑戦した理由

    ――今回は「女王ステ 不滅部隊編『Rose』」のビジュアル撮影の流れでインタビューさせていただいているので、衣装のまま来ていただきました。撮影の様子も見させていただきましたが、やはりこの衣装だと表情もクールな感じになりますね。

    モモコグミカンパニー(以下、モモコ) そうですね。今まであまりこういう衣装を着たことがなく、「女王ステ」のビジュアルの世界観に憧れていた部分もあったので、今回、自分がその一部になれることがとても嬉しいです。撮影の時は、自然とキリっとした表情になっていたなと自分でも思います。

    ――これから稽古期間に入るわけですが、今の心境はいかがでしょうか?

    モモコ 去年12月に「アイディール・セミナー」という作品に出演させていただいたんですけど、それが私にとって初めての舞台でした。「アイディール・セミナー」は朗読劇だったので、次は読むだけじゃなく体でも表現する作品をやってみたいなと思い始めていたところに、今回の「女王ステ」のお話をいただきました。W主演の藍染カレンさんは舞台経験が豊富なので、色々と学ぶことも多いかなと思いましたし、とても心強いなと感じたので受けさせていただいた次第です。

    ――今はワクワクした楽しみな気持ちの方が強いですか?

    モモコ 正直、今は不安の方が大きいです。私は普段から言葉を書いたり、自分の作品を作ったりしているんですけど、誰かが手がける作品の中に入って、自分の体で表現するということは自分にとって新しい経験ですし、もしかしたら今後の文筆活動にも生きることがあるのかなと思ったので、経験として一度はやってみたいという思いが強かったですね。とにかく、自分との戦いになるだろうなと思っているので、稽古期間も本番も全力で頑張りたいです。

    ――色々なお仕事をされてきた中で、演技の仕事もいつかは挑戦してみたいという領域だったのでしょうか?

    モモコ 向いているか、向いていないかで言うと、一番向いていない仕事だなとは思っていました(笑)。そう思ってはいたんですけど、独立したタイミングで色々なことをやってみようと思って朗読劇をやらせていただいた時に、まわりの俳優さんや声優さんの熱量に圧倒されてしまったんですよね。もちろん、演技の世界では自分はまだまだなんだなと思ったので、もっと演技の楽しさを知りたい、分かってみたいという気持ちが強くなっていったという感じです。俳優になりたいと思っていたわけではないのですが、初めての領域なので、新たなモモコグミカンパニーが見られるだろうなと思い、私自身もとても楽しみにしています。

    ――実際に、今回のオファーを受けた時はどう思われましたか?

    モモコ 私にはできないだろうなと思いました。「女王ステ」の世界観は素晴らしくファンの方もたくさんいらっしゃるので、だからこそ、軽々しく受けちゃだめだなという気持ちが強くて…。まずは実際に観てみたいと思ったんですけど、ちょうど「女王ステ」の期間ではなかったので、「王ステ」の方を観に行かせてもらいました。その時に「自分には絶対にできない…」とは思わなかったんですよね。絶対にできないと感じたらお断りしようと思って観に行ったんですけど、生で観てみたら「やってみたい」という気持ちの方に傾いたというのはあります。この独特な世界観の中に立っている自分を見てみたいなと思えましたし、学ぶことがたくさんあるだろうなと感じたので、未知の領域ではあるけど、自分のことを信頼してみようと思って引き受けました。

    藍染カレンとのW主演も今回の舞台挑戦への決め手に

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