
【画像・写真2枚目】「うまくいかない日があっても 可愛さは減らないんだよ」――ピュアリーモンスター百瀬安由未を救った肯定ソング(撮影・安藤鈴菜)
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声優アイドルユニット「ピュアリーモンスター」にとって2年ぶりのシングル「しゅがぴゅあ」リリース。それを記念して、新メンバーの百瀬安由未がスポニチ東京本社でソロインタビューを受けた。語られたのは、加入した半年間の濃密な記憶と、グループへの深い愛情。そして「おじさん」と親しまれるギャップを抱えつつも、涙のリリースイベントを経て「ピュアな末っ子」としての自立を誓った。(「推し面」取材班)
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去年の10月、同期がいない「一人きりの新メンバー」としてグループの門を叩いた時、待っていたのは圧倒的な輝きだった。
「加入する前にライブを客席から拝見していたんですが、皆さんのわちゃわちゃ感や仲良さげな雰囲気が一番素敵だなと思っていたんです。実際に入ってみてからも、先輩方の優しさのおかげで、1人でも全然楽しく、新メンバーとは思えないほど自由にのびのびとやらせていただいています」
客席という安全な場所から見上げていた憧れの対象は、いざ内側に入ってみると、単なるビジネスライクな関係ではない「本物の優しさ」で満ちていた。
のびのびとした自由さが、時に予想外の方向へ針を振れさせる。グループ内でのポジションに話題が及ぶと、それまでの神妙な表情がふっと崩れた。
「なんだか『おじさんだね』って言われることが多くて」
いたずらっぽく眉を上げてケラケラと笑う。
「ラジオでお話ししているうちに、私が可愛い女の子がすごく好きなのを前面に出していたら、『おじさんみたいで怖い』と言われたりして。ファンの方にも特典会で『あゆみん(百瀬)はおじさんだったんだね』と言われるようになってしまったんですが……脱却したいです!」
周囲から愛されるがゆえの「おじさん」という称号。だが、次なる野心を隠しきれない。
「やはり一番新メンバーということで、純粋でピュアな『可愛い後輩ポジ』を勝ち取りたいと思います! あまり『ピュアだね』と言われることがなくて、『初めてじゃないみたいだね』と言っていただけることが本当に多くて。フレッシュ感がないのかなと……。もっとピュアに末っ子ポジを勝ち取りに行きたい」
その強固な信念の奥底には、グループの歴史に対する並々ならぬ敬意と、震えるほどの感謝が眠っている。
今年2月から4月にかけて行われた、リリースイベント。その最終週、8日間連続という未知のライブ数をこなす中で、ファンと、そして先輩たちとの絆は決定的なものへと変わっていった。最終日の光景に話が及んだ瞬間、饒舌だった口調がふっと途切れた。
「最終日に、私も含めて1人ずつ思いを伝えていくパートがあったのですが、そこで先輩方の思いを聞いて、自然と涙があふれてしまって……」。あの日、ステージの上を吹き抜けた熱狂と、胸を締め付けた感情の波が再び満ちていく。
「コロナ禍などの苦しい時期を乗り越えて、ピュアリーモンスターという歴史をつなげてくださった先輩方に、すごく感謝の気持ちが湧きました」
自分が今、立っているステージ。それは、エンタメが底に沈んだ時代を歯を食いしばって生き抜いてきた先輩たちが、血のにじむような思いで守り抜いてきた場所だ。
「今、ファンの方々がすごく温かくて、大きな声でコールを出してくださったり、たくさん動いてくださったりして。先輩方が作り上げてくださった温かい環境に入らせていただけたのは、本当に恵まれていると感じました。ライブ中に皆さんのニコニコした顔を見るたびに、ああ、入れてよかったなとひしひしと思います」
ただ与えられるだけの存在ではいたくない。アットホームな客席の笑顔と先輩たちの優しさに救われながら、その背中は、すでにグループの未来を共に背負って歩く覚悟を決めていた。
