ユニークなファッションセンスと独特な存在感で、モデル時代にはZ世代から絶大の支持を得ていた、のせりんがいよいよ映画初主演を飾る。日本だけで年間数千人もの命を救っているというライフセーバーを題材にした『ライフセーバー!』(福井先行上映中、6月12日全国公開)だ。のせりん演じる、夢を持てず、将来に漠然とした不安を抱いていた青年、勇輝が“海と人の命を守る”ライフセーバーたちと出会い、大きく成長していく。そんな本作の魅力を、注目ポイントをまとめたイラストと共に深堀りしていこう!

    モデルから俳優へと活動の幅を広げ、熱い視線を送られるのせりん

    高校在学中にファッションモデルとして活動を始めたのせりんは、時にかわいく、時に凛々しく、性別を超えた魅力の持ち主。圧倒的センスのジェンダーレスな着こなしや自由なライフスタイルに魅了される人が多く、そのカリスマ性は年齢の垣根も超えている。

    夢を持てず、将来に漠然とした不安を抱いている勇輝夢を持てず、将来に漠然とした不安を抱いている勇輝[c]映画「太陽の守護神」製作委員会

    のせりんが注目されるきっかけとなったのが、2022年のABEMAオリジナルの恋愛番組「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」。その後、23年6月放送のドラマ「ケーキの切れない非行少年たち」で俳優デビューすると、いきなりその翌月放送の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」で連ドラ初レギュラーを務めることに。演じた不破大成はピアスがおしゃれな高校生。ファッショナブルな都会の男の子役がピタリとハマる、のせりんなのである。

    昨年、注目を集めたドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」でも高校生役メンバーのなかで最年長でありながら、天文部の愛されキャラ、佑介を見事に体現。人気ホラー作家、背筋原作の『近畿地方のある場所について』(25)でスクリーンデビューを飾り存在感を見せつけ、放送中のドラマ「ネタジョ」でも好青年を演じており、いまやモデルの時とはまた違った、振り切った俳優業に熱い視線が送られている。

    そんなのせりんが「海?ライフセーバー?」と、ファッショナブルな印象とは異なることで驚く人もいるだろう。だが、『ライフセーバー!』は初主演映画だからこそ、のせりんにしか演じられない主人公だった。

    ライフセーバーとして必死にビーチの安全を守ろうとするライフセーバーとして必死にビーチの安全を守ろうとする[c]映画「太陽の守護神」製作委員会やっと見つけた夢を掴むため、奮闘する主人公

    就職活動にまったく身が入らず、生きる興味さえ見失っていた勇輝。周囲から取り残され、孤独と将来への虚無感に苛まれていた彼は伯父から誘われ、ふらりと福井を訪れる。ある日、海で溺れている人を助けようとして自身も溺れてしまった勇輝は、助けてくれた「若狭和田ライフセービングクラブ」のメンバーと知り合う。海を愛し、誰かのために勇気を振り絞る彼らの生活を目の当たりにした勇輝に、やがて「ライフセーバーをやってみたい」という思いが芽生える。

    【写真を見る】のせりん演じる勇輝の奮闘、ライフセーバーたちの勇姿、美しすぎるビーチ…『ライフセーバー!』の魅力が一目でわかるイラスト【写真を見る】のせりん演じる勇輝の奮闘、ライフセーバーたちの勇姿、美しすぎるビーチ…『ライフセーバー!』の魅力が一目でわかるイラストイラスト/レイナス

    都会からやって来た色白な細い大学生。海とは無縁そうな男の子が親元を離れ、自主的にやってみたいことを見つけ、筋トレも厭わず、奮闘する。のせりんが等身大で見せる勇輝の姿に多くの人が感情移入するはず。うってつけの役どころだ。

    海で溺れていたところをライフセーバーに救われ、自分も目指したいと思い始める勇輝海で溺れていたところをライフセーバーに救われ、自分も目指したいと思い始める勇輝[c]映画「太陽の守護神」製作委員会

    制作陣は当初、やんちゃな主人公をイメージしていたそうだが、真逆ののせりんの登場によって、勇輝のキャラクターが大きく膨らんでいった。意外にも体育系ではないタイプの子がライフセーバーを目指すことで、戸惑いながら、地方の暮らしになじんでいく様子もよりリアルに。この挑戦には、のせりん本人も不安を感じていたそうだが、何度も諦めそうになりながら、チャレンジしていく姿が生々しく、勇輝の行く末から目が離せなくなる。

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