hrtz.wavのメンバー。(上段左から)リアン、デイン、ユンヨンジュン、(下段左から)ケイテン、ハギワ=生島マキ撮影(c)KOREA WAVE

    hrtz.wavのメンバー。(上段左から)リアン、デイン、ユンヨンジュン、(下段左から)ケイテン、ハギワ=生島マキ撮影(c)KOREA WAVE

    【06月06日 KOREA WAVE】ダンスグループのイメージが強い韓国の音楽(K-POP)シーンで、今「バンド」への注目が高まっている。その潮流の中から誕生したのが、韓国のオーディション番組から生まれた日韓混成の5人組バンド「hrtz.wav(ハーツウェーブ)」だ。高い演奏力と国際色豊かな編成を武器に、日韓の音楽シーンをまたぐ新たな可能性として期待を集めている。

    ケイテン(ギター&ボーカル)、リアン(ボーカル)、デイン(ベース)、ユンヨンジュン(キーボード)、ハギワ(ドラム)による5人組。オーディション番組を経て結成。2026年4月8日にファーストミニアルバムを発売した。

    音楽番組などを手がける「Mnet」と「カカオエンターテインメント」によるオーディション番組「STEAL HEART CLUB」を通じて結成された。グループ名は、メンバーそれぞれの「心(Heart)」や「周波数(Hz)」を元に、新しい世界で「波(Wave)」を起こすという決意に由来する。

    異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まった。ソングライターやインフルエンサーとしての活動経験者、海外育ちなど経歴は多彩だ。デインは「このメンバーでやることに未来へのときめきを感じた」と振り返り、ハギワは「個性が綺麗にバラバラで、それぞれが他にないものを持っている」と語る。

    最大の強みは、メンバーの高い技術と個性だ。デインは「全員がフロントマンの資質を持っている。それぞれが前に立てる存在だからこそ、他のバンドと差別化できる」と分析する。

    4月に発売されたデビューミニアルバムのタイトル曲「NINETEEN」は、メンバー全員が作詞に参加した。誰もが通過する「19歳」という年齢をテーマに、日本語の歌詞も盛り込んだ。また、リアンとデインが制作した「オリボリ」は、韓国語で「不器用さ」を意味する言葉をタイトルにし、等身大の青春を描いた。ヨンジュンは「今後の方向性を示す出発点の作品」と位置づける。

    5月には日本で開催された大型イベント「KCON JAPAN 2026」に出演し、観客との掛け合いを楽しむなど、日本のファンとも直接触れ合った。ステージでは「NINETEEN」の一部を観客と掛け合う演出もあり、「もっと大きくお願いします!」と呼びかけたところ、大きな反応が返ってきたという。

    今後の目標について、リアンは「東京ドームで『俺たちが最強だ!』と日本語で叫びたい」と語る。ケイテンは「サマーソニック」などの大型フェスへの出演を掲げ、ハギワも「日本でも『バンドといえばhrtz.wav』と言われる存在になりたい」と意気込む。【KOREA WAVE編集部 生島マキ】

    (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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