美術館での鑑賞体験をより豊かなものに

長年、西洋近代美術を研究してきた美術史学者・三浦篤による、現代アートを楽しむためのベースとなる近現代のアートの歴史を知るための「レッスン」。キュビズムや印象派といった近代のアートが、どのようにして抽象的な現代アートにつながっていくのか、単に歴史を時系列に追うのではなく「空間と平面」や「人間と自然」…といったテーマに沿って紹介され、アートの文脈をしっかり掴むことができます。美術館での鑑賞体験をより深めてくれるはずです。
三浦篤『まなざしのレッスン 1』『まなざしのレッスン 2』(東京大学出版会)https://www.utp.or.jp/book/b303162.html https://www.utp.or.jp/book/b306988.html
世界的アーティストによるビジネス書

世界的アーティストであり、自身の会社「カイカイキキ」の経営者でもある村上隆。彼自身が世界の現代アート業界の道案内をしながら、どのように自分の作品の位置と価値を作り出していったかを語る、マーケティング的視点からも読み応えのある現代アートの入門書。アーティスト自身が語る「なぜ村上隆が成功できたか」という戦略のなかに、世界と日本のアート観のちがいや、なぜ富裕層はアートを求めるのか…といった経済活動としてのアートの実態を見ることができます。
村上隆『芸術起業論』(幻冬舎文庫)
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344428140/
