“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの、“伝説のアーティスト”としてのはじまりを捉えた映画『Michael/マイケル』(6月12日公開)。本作のレッドカーペットパーティーが六本木ヒルズアリーナで行われ、主人公を演じたマイケルの実の甥、ジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・ヴァルディ(幼少期のマイケル役)、グレアム・キング(プロデューサー)が降臨。マイケルファンが集結した会場を、熱狂の渦に巻き込んだ。

    ジャファー・ジャクソンが降臨!会場のボルテージは最高潮に達したジャファー・ジャクソンが降臨!会場のボルテージは最高潮に達した

    史上最も売れたアルバム「スリラー」を生み出し、ムーンウォークをはじめとした画期的なダンスで、いまなお世界中のアーティストに影響を与え続けているマイケル・ジャクソン。本作では、「ジャクソン5」の一員としてその才能を見いだされた幼少期から、世界最高のアーティストとして駆け上がっていく軌跡。そしてその裏側にあった、ひとりの人間としての葛藤や孤独。その両面を、圧倒的臨場感と共に描く。この日は、プリンス・ジャクソン、ジョン・ブランカも登場。香取慎吾、ちゃんみなをはじめとするスペシャルゲストも駆けつけ、レッドカーペットを盛り上げた。

    『Michael/マイケル』レッドカーペットパーティーの様子。衣装も展示されていた『Michael/マイケル』レッドカーペットパーティーの様子。衣装も展示されていた

    一夜限りの超プレミアムイベントには、赤と黒のジャケットやナポレオンジャケット、スパンコールを輝かせたドレスなど、マイケルへのリスペクトがにじむコスチュームに身を包んだファンが集結。マイケルの名曲に合わせて踊りまくるなど、“キング・オブ・ポップ”への愛で結ばれたファンの一体感とすさまじい熱気に満ちあふれていた。

    熱心にファンサービスを行った2人熱心にファンサービスを行った2人

    ジャファーの到着と共に会場のボルテージは最高潮に達し、割れんばかりの大歓声が巻き起こった。ジャファーやジュリアーノはレッドカーペットでサインや写真撮影など、ファンサービスに専念。至近距離の交流で会場を喜ばせた。

    主人公を演じたマイケルの実の甥、ジャファー・ジャクソン主人公を演じたマイケルの実の甥、ジャファー・ジャクソン

    本作では、製作を『ボヘミアン・ラプソディ』(18)のグレアム・キング、監督を『トレーニング デイ』(01)、「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークアが担った。マイケルの実の甥であるジャファーは約2年にわたる猛特訓を経て、マイケルの魂を体現している。ステージに上がったジャファーは、「こんにちは」と日本語で挨拶。大歓声を浴びながら、「ここにいられることが光栄です」としみじみ。「マイケルは日本と、日本のファンを愛していました。特別な作品なので、皆さんに早くご覧いただきたいです」とはやる気持ちをのぞかせた。ジュリアーノも「マイケルが大好きだった国で、この映画を紹介できる。ワクワクしています」と声を弾ませていた。

    マイケルへの愛や思い出をあふれさせた香取慎吾マイケルへの愛や思い出をあふれさせた香取慎吾

    「興奮しています!」と声を上げた香取は、「映画『マイケル』、最高!」と絶叫。「僕は1988年、僕が10歳の時に東京ドームのライブを最前列で観させてもらっている」とマイケルとの出会いを明かしつつ、「いいでしょう?」と語りかけると、会場から「いいなー!」と羨望の眼差しを浴びた。続けて、「その時にステージのマイケルと目が合って、僕がやりたいことはこれなんだ。マイケルのようにステージで輝きたい。そして輝かせたい。そう思ってから、僕も東京ドームでライブをできるようになって。そののち、2006年に僕らの番組のゲストしてきてくれて。とんでもないサプライズを受けました」とマイケルとの宝物のような思い出を回想。

    香取慎吾、映画『Michael/マイケル』に大興奮!香取慎吾、映画『Michael/マイケル』に大興奮!

    さらに香取は「直接会ったマイケルは想像以上に大きくて、愛にあふれていて、やさしくて」と記憶を蘇らせつつ、「そんな僕にとってとっても大切なマイケル・ジャクソン。映画を観させていただいて、マイケルに会えました」と力強くコメント。「マイケルが教えてくれた興奮と感動。これをまた、呼び起こしてくれた。皆さんに感謝しています。多くの人に観てほしい。最高!」とマイケルが降臨している映画だと、感動しきりだった。

    プロデューサーのグレアム・キングプロデューサーのグレアム・キング

    香取から、来日ゲストに質問を投げかける場面もあった。香取が「マイケル・ジャクソンを演じて、歌った曲もたくさんあると思います。楽しかった曲はどれですか?」と尋ねると、ジャファーは「悩んじゃうんですが」と思案しながら、「『バッド』ですね」と笑顔。またキングも「『スリラー』のMVの撮影シーン」と撮影をしていて楽しかったシーンを打ち明け、「マイケル・ジャクソンが『スリラー』を撮影した、同じ道で撮りました。その時は満月でした」と秘話を公開。ジャファーは「実際にロケが行われたところで、『スリラー』のMVを再現することができた。役者、マイケルの大ファンとしても、たまらない体験でした。全身全霊で体験しました。ゾンビメイクをした皆さんが周りにいて、僕がマイケルを演じ、満月が出ていた」と振り返りながら、「間違いなくあの場所には、マイケルがいました」と確かな手応えをにじませていた。

    ちゃんみなも、映画の感動を伝えたちゃんみなも、映画の感動を伝えた

    そしてちゃんみなが「何回も観たい」と映画の感想を語ると、ジャファーは「僕が一番やりたかったのは、彼自身の人間性を可能な限り捉えて、演じること。音楽を超えたマイケルの魂。彼がどんなふうに相手にリスペクトを持ち、思いやりを持ち、世界中にスマイルを浮かべてほしいと思っていたのか。そういった部分が伝わるとうれしい」と希望。

    ジュリアーノ・ヴァルディ(幼少期のマイケル役)は終始、歌ったり、踊ったりとノリノリ!ジュリアーノ・ヴァルディ(幼少期のマイケル役)は終始、歌ったり、踊ったりとノリノリ!

    ジュリアーノは「僕が望んでいるのは、マイケルがこの映画を観て『すごく頑張ったね、よかったよ』と言ってほしい。僕のことを誇りに思ってほしい。『君を見ていると、僕の小さかった時を思い出すよ』と言ってほしいなと思っています」と願いを込めていた。続けてちゃんみなは、「私はほかのジャンルのダンスをすると、いつもおかしなところが痛くなったり、知らないところの筋肉を使ったりする。マイケルを演じていて、痛めた場所は?」と質問して、これにはゲストや会場からも笑顔がこぼれた。ジャファーは「つま先と足首」、ジュリアーノは「膝と腰」だと告白していた。

    豪華メンバーの登場に、終始、大きな歓声が飛び交っていた豪華メンバーの登場に、終始、大きな歓声が飛び交っていた

    終始、大きな歓声が飛び交っていたこの日のイベント。ジャファーは「僕が生まれる前から、日本の皆さんはマイケルをずっと応援し続けてくださった。僕も、マイケルが来日した時の映像を観ました。皆さんが示しているマイケルへの愛、しっかりと観ています」と改めて日本のファンは特別な存在だと吐露。「これまでプレミアを行ってきましたが、日本、東京は最後の地です。それもマイケルの日本愛を考えれば、最高の最後の地になったと思います」と思いを馳せながら、「生涯で一度のすばらしい経験をしました。これから生きていくなかで、ずっとこの想いと一緒に生きていきたい。日本の皆さんの反応が楽しみです。ぜひ教えてください」と呼びかけ、熱い拍手を浴びていた。

    すっかり仲良くなった様子のジュリアーノ・ヴァルディとちゃんみなすっかり仲良くなった様子のジュリアーノ・ヴァルディとちゃんみな

    取材・文/成田おり枝

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