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    Kindle Scribeは、ペンによる手書き機能を持つ電子書籍デバイスで、カラー電子ペーパー採用の「Kindle Scribe Colorsoft」と、モノクロ電子ペーパーの「Kindle Scribe」、「Kindle Scribeフロントライト非搭載モデル」の3製品を展開し、6月10日から出荷開始予定。価格はKindle Scribe Colorsoftが106,980円から、Kindle Scribeが89,800円から、フロントライト非搭載モデルは72,980円から。

    最大の特徴は、カラーに対応した「Kindle Scribe Colorsoft」の登場。新Kindle Scribeは400gに軽量化しながら、ディスプレイは11インチに大型化(従来は10.2インチ)している。ディスプレイ以外の主な仕様は共通で、Colorsoftのみ、「グラファイト」と「フィグ」の2色の展開となる。

    Kindle Scribeの書き心地や目に優しいディスプレイ、長いバッテリ持続時間、PDF/Wordへの書き込みなどの従来からの特徴に加え、より薄く高速動作に対応する。ページ送りや書き込みは40%向上し、ディスプレイの描画や手書きの応答速度が改善され、「紙に書いているかのような書き心地」を目指したという。

    加えて、Google DriveやMicrosoft OneDrive/OneNoteとの連携に対応し、データの取り込みや作成したメモの共有などに対応。ビジネスツールとしての使い勝手向上を図ったという。

    カラーディスプレイでは10色のカラー、5色のハイライトで直感的にメモやノートを取れるようにした。またカラー化により、マンガなどの楽しみ方が増えるだけでなく、ビジネス文書の確認などの対応の幅を広げている。

    またスマートシェイプにも対応。例えば、◯や△などのラフな図形をKindle Scribe上で書いた時に、整った図形を自動作成してくれる機能になる。実際に試してみたが、ペンで◯を描いてそのまま長押ししていると自動できれいな◯にしてくれるため、非常に使いやすい。

    なお、ビジネス対応については、「Amazonのアカウント自体が個人として使うものを想定しているため、業務システムなどとの連携などは考えていない」とのことで、アイデアを練ったり、メモをメールや共有機能で送るといった使い方を想定しているという。

    UIも刷新されており、ホームではクイックメモや直近読んでいるKindle書籍などが確認できる。ワークスペースは本やノート、PDFを一覧表示、プロジェクト毎にフォルダ管理も可能となっている。

    2027年には、Kindle電子書籍リーダーの発売から20周年、日本発売から15周年になる。登場時の「読む」から、Scribeの登場により「書く」、「考える」など、アイデアのためのデバイスとして進化してきた。月間アクティブユーザー数も2022年の登場から、4.6倍に拡大するなど支持を得ていることから、特徴である書き心地やカラー対応などを強化。そのうえで、ビジネスツールとしての完成度向上を目指したという。

    Impress Watch,臼田勤哉

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