吉川愛が、「このミステリーがすごい!」大賞作を初ドラマ化する金曜ナイトドラマ『名探偵のままでいて』(テレビ朝日系 7月スタート 毎週(金)午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く)で、テレビ朝日連続ドラマ初主演を務めることが決定した。
本作は、「このミステリーがすごい!」大賞の第21回大賞に輝いた小西マサテル著「名探偵のままでいて」を初ドラマ化。孫娘が持ち込む“謎”を認知症の祖父が解き明かす“安楽椅子探偵ミステリー”となる。
物語の主人公は、ミステリー好きの小学校教諭・楓。彼女にミステリーの面白さを教えてくれたのは、元小学校校長で、亡き両親の代わりに自分を育ててくれた大好きな“祖父”。しかし71歳の今、祖父は“レビー小体型認知症”を患っており、彼の目には時折、現実のものではない不思議な光景が映っているようで…。
そんなある日、孫娘の楓は身の回りで起きた不思議な事件について話したことをきっかけに、祖父の思いがけない変化に気づく。ミステリーの話題になると、祖父はまるで目の前に真相が浮かび上がるかのように、理路整然、あざやかに謎をひもといていく。ほかの人には見えない世界を目に宿す彼だからこそ、見えてくる物語があるかのように。その姿は、論理を積み重ねて真実を導く“名探偵”そのもの。以来、楓は日々舞い込んでくる日常ミステリーや事件を祖父の元へ持ち込むようになる。
共にミステリーマニアである祖父と楓は、まるで物語を紡ぐかのように謎をひもとき、事件関係者たちを救い、彼らの心をほぐしていく。その一方で、楓は祖父の病の進行をひしひしと感じ取っており、相談ごとを持ちかけるたび2人の別れが確実に近づいていることも悟っていて…。
やがて2人は、楓自身に忍び寄る“不気味な影”とも対峙していくことに。謎解きはもちろん、祖父と楓の深い絆、2人を取り巻く人々の人間ドラマ、そして楓をめぐる恋愛模様もやさしい視線で描かれていく。
主人公・楓を演じるのは、2022年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した吉川愛。本作がテレビ朝日連続ドラマ初主演となる。
吉川演じる楓にとって何者にも代えがたい存在の祖父を演じるのは、数々の名作で味わい深い演技を披露してきた名優。今後発表されるキャスト情報にも注目だ。
原作者の小西マサテルはこの「名探偵のままでいて」を皮切りに、「名探偵じゃなくても」「名探偵にさよならを」を上梓。読者から愛される傑作シリーズを生み出したが、実はミステリー作家だけではなく、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)などを手掛ける人気放送作家としても活躍。ラジオ番組『南原清隆、今ナンしょん。』(RNC西日本放送)ではウッチャンナンチャンの南原清隆と共にパーソナリティを務め、軽妙なトークを披露するなど、マルチに活躍している。
<吉川愛 コメント>
『名探偵のままでいて』というタイトルを目にした瞬間、“主人公の気持ちが題名になっているのかな”、“どういう気持ちでこの子はそう言っているのだろう”という疑問が浮かびました。そのようなイメージから入り原作を読ませていただいたところ、タイトルに込められた思いに納得しました! とてもグッときて…オファーをいただいたことを本当にうれしく思いました。
原作は時間があっという間に過ぎてしまうくらい面白く、切ないけれど、じんわり心が温まるようなお話でした。それが脚本でも大切にされていて、第1話から胸に迫るものがあり、“これは頑張らねば!”とますます気合が入りました。
私が演じる楓は明るく天真爛漫ではあるのですが、過去に負った心の傷を抱えている上に、おじいちゃんの認知症が日々少しずつ進んでいくのを目の当たりにしていて…。強いかといわれるとそこまで強くはなく、少し弱い部分もある子です。でも、おじいちゃんの前では気遣って笑顔を作るような、とても心のやさしい女性という印象があります。
ミステリーを楽しんでいただくのはもちろんですが、楓とおじいちゃんの温かい家族の姿、そしてこの2人の運命を見届けてくださるとうれしいです。ぜひ楽しみにしていてください!
<小西マサテル(原作)コメント>
ドラマ化にあたり、脚本を拝読した時点で「これは面白くなる!」と確信しました。主人公“楓”を演じる吉川愛さんと、認知症の幻視に真実を観る祖父役の“あの名優”。私の脳内では既に“孫娘と祖父”という、いずれ別れのときがくる関係ならではの切なくも温かい笑顔と会話が何度も再生されています。そう、まるで幻視のように──。この機会にぜひ「名探偵のままでいて」シリーズをご一読ください。
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