自己紹介
映画「STAGE VI(ステージフォー)」製作委員会です。
委員会の中心のメンバーは、映画業界だけでなく、テレビや広告で活躍する者が今回のプロジェクトのために集まりました。
参加の動機は、伊藤監督の熱意、その一言に尽きます。
ステージ4の末期癌と診断されてから、最後にもう一度長編映画作りたいという熱意。
デビュー作『ゴンドラ』以降、次回作を楽しみしてくれている人たちの期待に応えたいという熱意。
女優の妻に、最後に晴れ舞台を用意したいという熱意。
命を限りなく燃やすこと、一生の一瞬を限りなく輝かすこと、その大切さ、その意味、その力をより多くの人に伝えたい。
そんな想いで活動をしています。
この映画を完成させること、伊藤監督の命の燈が消える前に、人々の記憶に残すことを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
1986年、デビュー作の長編映画『ゴンドラ』で静かな大騒ぎを巻き起こした伊藤智生。その後、一般作を撮らずAV界へと身を投じ、独自の作品を作り続け、業界内のカリスマとなった。
1991年、彼は当時、一世風靡をしていたAV女優朝岡実嶺と出会う。彼女の吉永小百合を彷彿とさせるほどの美しさとオーラに、彼は一瞬にして胸を射抜かて、彼女を主演で映画を撮ると約束し、後に2人は、結婚した。
それから20年以上長い年月が過ぎた。伊藤はエロスの世界にのめりこんでいた。彼がつくった緊縛ポルノ『しゅら』が海外の有名映画祭に招待されるなど、彼はAV監督として一つの集大成を迎えていた。一方、朝岡は、地道に俳優業を続けながら、ハリウッドのアクティングコーチの元で演技を学び役者としての実力を着々と磨いていった。
そして2025年。2人は思わぬ局面を迎える。伊藤が「StageⅣ」の肺がんを宣告されたのだ。彼は動揺したが、朝岡は必ず治ると励まし続け、徹底した食事療法を軸に彼を支えた。食事への好みのズレなどで、対立することはたくさんあった。それでも2人は癌が完治することを信じて、生活を続けた。
彼の癌は脳に転移した。無常にも癌は進行を続けていたのだ。彼はペンをとり紙に癌の記録を書き始めた。やがてそれは、2人の実体験元にした脚本へと変わっていった。
伊藤は、35年前にした約束を朝岡に告げる。「お前と一緒に映画を撮りたい!」。朝岡は、彼の言葉に涙し、2人の映画制作は始まった。
私たちスタッフは、映画監督伊藤智生と女優朝岡実嶺の約束から始まったこの映画を完成まで見守ること。そして、彼の『ゴンドラ』を初上映した映画館、テアトル新宿のスクリーンで皆様に2人の映画を見届けてほしいと強く思っています。

現在の準備状況
5月初旬から撮影を開始しており、5月末には撮影を終えます。その後急ピッチで編集を行い、6月26日(金)のテアトル新宿でのパイロット版の試写会開催を目指しています。
今後のスケジュール
5月末日 撮影終了〜編集開始
6月26日(金) パイロット版の最速試写会@テアトル新宿
以降、再編集作業
秋に完成、海外を中心とする映画祭に出品
2027年国内上映を目指します
最後に
改めて、デビュー作でその手腕を世界に知らしめてから約40年、待望の第二作が自身の遺作になるかもしれないという状況の中で、自分の能力に、作品に、妻にかける想いをぜひ近くで見てください。世界にその名を刻む瞬間を一緒に見てください。

