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キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)
映画監督のカール・リンシュが、Netflixからドラマシリーズの制作のために与えられた資金を私的に流用したとして有罪判決を受けた。交友関係のあるキアヌ・リーブスが刑の軽減を求めて、判事に手紙を送ったことが明らかになった。雑誌『ピープル』が報じている。
リンシュは2025年3月、ドラマの予算1,100万ドル(約17.5億円)を横領したとしてNetflixから起訴された。昨年12月に裁判が結審、リンシュは電信詐欺と資金洗浄の罪で有罪に。今年6月末に刑期が言い渡される予定である。キアヌは2013年にリンシュが監督した映画『47RONIN』で彼とタッグを組んでいる。ちなみにこれは日本の赤穂事件を題材にしていて、真田広之や浅野忠信らも出演している。
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カール・リンシュ(Carl Rinsch)
キアヌはカール・リンシュの刑の決定に関して「彼を応援するためにこの手紙を書いている」と説明。「私はこの事件の詳細を知らない。しかし私がカールについて知っていることに基づき、彼の判決が正義だけでなく、寛大さと慈悲によって緩和されることを願い」手紙を書くことにしたという。
キアヌとリンシュの関係は『47RONIN』の撮影後も続いたという。キアヌは2014年に行われた彼の結婚式にも出席したと書いている。またNetflixから資金を得て作るはずだったドラマシリーズ「White Horse(原題)」の未完成版を見せてもらったとも。ちなみに2023年時点の報道によるとキアヌはこのシリーズに資金を提供、プロデュースにも参加していた。
「私の意見ではカールは並外れたアーティストであり、『White Horse』は、私が目にした時点では未完成ではあったものの、素晴らしく先見性のある芸術作品だった」と述べ、リンシュに作品を完成させる意志があったことを示唆している。「もちろん、私はセラピストでも心理学者でもない。カールと同じ芸術家、そして友人としてこの文章を書いている。私の見解では、カールは交渉内容の規模、範囲、状況を誇張してしまうことで自らを破滅に導き、結果として自分と相手方を対立させてしまうことがある」。手紙は「彼の行為を正当化したり、軽視したり」するためのものではなく「彼が取った行為の理由の一端を示すため」だと説明している。報道によるとシリーズ制作中、リンシュのメンタルヘルスの問題が指摘されたこともあった。
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キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)
裁判所が昨年末に発表した声明によると、Netflixはシリーズの制作費として4,400万ドル(約70億円)を支払っていた。リンシュがその後「完成させるために追加資金を要求した」ことから、1,100万ドル(約17.5億円)を追加で電信送金した。ところがリンシュはこの資金を個人的な支出に充ててしまった。裁判所によると「仮想通貨への投機、個人的な支出、贅沢品の購入」に使い込み、「家具や骨董品、マットレス、スイス製の腕時計やロールスロイス5台、赤いフェラーリ」を購入していたという。
雑誌『バラエティ』の報道によると、判事はリンシュに対してNetflixへの賠償金として1,100万ドル(約17.5億円)の支払いを命じる見込み。またNetflix側は弁護士費用としてさらに440万ドル(約7億円)の支払いを求めている。キアヌは手紙で「カールは周囲の人に並外れて大きな喜びと温かさをもたらしてきた」と主張、「判事が適切と判断される範囲で寛大な措置」をとってくれれば、それがリンシュを癒すだろうとしている。キアヌの声が届くのか、続報を待ちたい。
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