2026年5月26日

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    鑑賞方法:映画館

    私は中学時代に古本屋でゆうきまさみ先生の漫画版に出会って以来のファンですが、時代の変化と世代交代をテーマの一つにパトレイバーを描こうとされた出渕監督をはじてEZYに携われたスタッフの方々の挑戦に敬意を表します。
    前作への愛着の強さゆえに酷評する一部の保守的な古参のファン?の方々はまた野明たちが現役で活躍する作品を見たいと執着したような願望を言葉にしますが、アーリーデイズから始まり、TVシリーズと続編のNewOVA、劇場版1·2と完成度高く野明たちの物語を描いた作品がありながら、数十年ぶりに再び野明たちの物語を描いたところで前作の二枚煎じでしかなく、ダブる結果となり差別化を計れなくなるのは明々白々。
    ましてや今のタイミングで1998年を舞台にしたパトレイバーを描くのは時代錯誤であり、それで保守的な人たちは満足したとしても、挑戦とは言い難い作品づくりが新しい世代の新規ファンを呼び込むことも視野に入れた作品の発展にどうやって至るだろうか?
    若い世代のファンが前作を評価するのは中身はもちろんだが、それらが30年前に作られた作品だからという点もあるのではないだろうか?
    少なくとも前作をまんま踏襲した作品を作ればそれこそ「これが見たかったんだろ」という結果になり、作品の成長が遠のくとしか言いようがない。

    しかしながら、EZYでは前作へのリスペクトを示しつつ、野明たちの背中を追いかけ過ぎず、しがみつかずに一新した形でパトレイバーという作品の個性が継承され引き出されている。
    前作への愛着は否定しないが、EZYのように挑戦しなければ、どんなに根強いファンがいる作品でも埋没してしまうし、グダグダ続くだけして迷走する羽目になることも十分あり得ること。
    2026年にパトレイバーという作品の成長を感じることができたのはファン冥利に尽きる。

    さて、YouTubeのライブ配信で出渕監督が仰っていたが元々、1話45~75分のTVスペシャル枠?で制作予定だったが1話30分×3で劇場公開になった経緯があるEZY。
    第1話は予習していた主要キャラの人格設定が話が進むにつれて読み込めるストーリーになっていて、新第2小隊の面々がそれぞれレイバー隊であることに熱意を持っていることが伝わってくる内容。
    2話はパトに不可欠なコメディ回
    劇場版1の遊馬がやらかした原付きノーヘル2人乗り、飲酒運転と比べたらかわいい内容。
    零式が登場した展開から劇場版1へのリスペクトが溢れてました。
    3話は初代メンバー2人のその後を描いたサービから、私は押井さんの作品に疎くてリアタイで気づけませんでしたが、エンディングに無断で実写版を作った押井さんへの皮肉を理解した他のファンの方がクスクス笑っていたりと大変満足でしたが、File2への期待を込めて評価は4とさせていただきます。

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    機動警察パトレイバー EZY File 1

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