多くの映画ファンらが詰めかけ、スクリーン(134席)は満席。登壇した毎熊さんは、小学生時代に同館で家族と見た「タイタニック」に衝撃を受けたことが、映画に携わる仕事を志すきっかけになったエピソードを披露。「いつか福山の皆さんに楽しんでもらえる作品をつくりたい」と述べた。

     10年ほど前から同館の常連という会社員広田三千夫さん(54)=同県尾道市=は「閉館は寂しい。監督や俳優の登壇イベントが多く、映画好きとして長年楽しませてもらい、感謝している」と話した。

     シネマモードは1967年に「日米劇場」「ピカデリー劇場」としてオープン。設備の老朽化で維持が困難となり、運営するフューレック(福山市笠岡町)が閉館を決めた。

     31日には、同市出身の俳優西田尚美さんの舞台あいさつと出演作品の上映があり、公式サイトなどでチケットを販売している。6月にも福山ゆかりの映画監督によるトークショーを予定し、5日からは連日、観客からリクエストを募った約40作品を上映する。

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