現在公開中の映画『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』。今回、製作を手がけたジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムの独占インタビューが公開された。ホラー界を代表する2人が、“ミイラ伝説”を題材に新たな恐怖へ挑戦や、アクション色の強かった従来作とは異なる“恐怖映画”としての原点回帰について語った。(文・編集部)
・【写真】恐ろしすぎる…『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』劇中カット一覧
“世界最古の都市伝説”が新たな恐怖にー。
本作は、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン、『M3GAN/ミーガン』(2022)のブラムハウス、そしてワーナー・ブラザースがタッグを組んだ“戦慄のエジプト呪場ミステリーホラー”。
本作は、2024年に正式合併した『死霊館』シリーズ(2013~)のジェームズ・ワン率いるアトミック・モンスターと、ブラム率いるブラムハウスによる新プロジェクト。
“ミイラ伝説”を題材に、これまでのシリーズとは異なる“恐怖”へ回帰した新たなミイラ映画として制作された。
ジェームズ・ワンは、「これまで見たことがないような特別なものにする必要があった」とコメント。
1932年の『ミイラ再生』をはじめ、『ハムナプトラ』シリーズや『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)など、数多くのミイラ映画が存在する中で、「そんなミイラ映画をさらに恐ろしく進化させたバージョンになっている」と自信をのぞかせている。
一方、ジェイソン・ブラムは、「怪物映画は本来、“恐怖映画”として生まれた」と語る。
「ミイラ」「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」といったクラシックホラーは、時代とともにアクションやアドベンチャー色が強まり、“恐怖”という本質が薄れていったと分析。
「『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は、その本質である“恐怖”へと回帰する。ミイラという伝説を題材にすることで、これまでにないユニークな作品に仕上がっている」と本作への思いを明かした。
監督を務めるのは、『ホール・イン・ザ・グラウンド』(2019)や『死霊のはらわた ライジング』(2023)を手掛けたリー・クローニン。ワンは、「これまでの“ミイラ男”作品にはない、本能に強く訴えかける恐怖映画を作りたかった。リーもまったく同じ意見だった」と振り返る。
本作では、“都市伝説”“憑依”“家族”という3つの要素が重なり合い、重層的な恐怖を描き出す。
物語は、エジプトに暮らすアメリカ人家族の娘が突然失踪し、8年後に発見されるところから始まる。しかし、変わり果てた姿で帰宅した少女をきっかけに、家族の周囲では次々と怪現象が起こり始める。
ジェイソン・ブラムは、「観客には、不安と恐怖、そして興奮を味わってほしい」とコメント。
「都市伝説に加えて、『エクソシスト』(1973)にもつながる憑依の恐怖、さらに少女を救おうとする父親の奮闘を描く家族ドラマが重なり合っている。本作にはその3つの要素がたっぷり詰まっているだけでなく、エモーショナルな要素もある」と語り、「劇場の大画面でこそ圧倒的な恐怖を体感してほしい」とアピールしている。
『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は、世界最古の都市伝説“ミイラ”を題材にした新たなミステリーホラーとして、映画ファンの注目を集めそうだ。
【作品概要】
監督・脚本:リー・クロ―ニン
製作:ジェームズ・ワン
出演:ジャック・レイナー、ライア・コスタ、メイ・キャラマウィほか
原題:THE MUMMY
配給:東和ピクチャーズ、東宝
編集部
