TBSテレビ系で放送されている「日曜劇場」で主演したことがある男性俳優のタレントパワートップ12を紹介します。日曜劇場と言えば最近は演技派俳優が主演する濃厚なストーリーのドラマが多いイメージがありますが、ランキングには意外な名前も並んでいます。
TBS系日曜劇場で主演した俳優ランキングの算出方法
日曜劇場とは?
嵐の二宮和也・松本潤もランクイン
1位はタレントパワー男優1位の実力派
TBS系日曜劇場で主演した俳優ランキングの算出方法

株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出。2023年以降にTBS系日曜劇場で放送されたドラマで主演したことがある男優をパワースコアが高い順にランキング化しました。
パワースコアとは、調査結果をもとにタレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。今回のランキングは、2026年2月度に行われた調査をもとに作成しています。
日曜劇場とは?
TBS系日曜劇場は1956年に「東芝日曜劇場」(東芝グループの1社提供)としてスタートした当初は単発ドラマを放送していましたが、1993年からは連ドラ枠に変更されました。1990年代には田村正和(1993年・『カミさんの悪口』など)、明石家さんま(1996年・『その気になるまで』)、内村光良(1997年・『ベストパートナー』)らも主演。
2000年代には、木村拓哉が主演した3作品がいずれも最高視聴30%を超える大ヒット。なかでも常盤貴子とW主演した『ビューティフルライフ』(2000年)は最高視聴率41.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・以下同)を記録しました。2010年代に入ってからは、2013年に放送された堺雅人主演の『半沢直樹』が社会現象となる大ヒットを記録して、ベテランの実力派俳優(主に男優)が主演してドラマチックなストーリー展開をするドラマ枠というイメージが強くなるきっかけとなりました。『半沢直樹』と同じく池井戸潤の小説を原作とする役所広司主演の『陸王』(2017年)、阿部寛主演の『下町ロケット』(2015・2018年)も人気を集めました。最近では堺雅人主演の『VIVANT』(2023年)などが大きな話題を集めました。

嵐の二宮和也・松本潤もランクイン
1977年3月7日生まれ、東京都出身。日曜劇場初主演は、2017年4月期に放送された『小さな巨人』。警視庁捜査一課強行班1係長の香坂を演じました。
2026年3月に放送された時代劇スペシャル『眠狂四郎』(NHK)で主演。2025年から『ガイアの夜明け』(テレ東系)にナビデーターとして出演しています。
1964年7月7日生まれ、兵庫県出身。単発ドラマ時代の1988年10月に放送された『南の家族』で日曜劇場初出演。日曜劇場初主演は1999年7月期放送の『ザ・ドクター』。日曜劇場ではその後、2003年の木村拓哉主演の『GOOD LUCK!!』にも出演しました。
2026年4月期は車いすラクビーをテーマとした、日曜劇場最新作『GIFT』で主演。ブラックホールの研究をしている宇宙物理学者・伍鉄文人を演じています。キリンビール「一番搾り」、JR東日本のCMにも出演中。
1971年3月29日生まれ、東京都出身。2015年1月期に放送された『流星ワゴン』で日曜劇場初主演(香川照之とW主演)。2024年1月期の『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』では芦田愛菜とW主演。かつては天才マエストロ(指揮者)として国際的に活躍していたが、現在は晴見市で市民オーケストラの指揮を依頼される主人公・夏目俊平を演じました。
2026年8月28日に公開される中島哲也監督の映画『時には懺悔を』で主演。2027年2月公開予定の主演映画『存在のすべてを』では広瀬すずと初共演します。
1980年12月13日生まれ、福岡県出身(神奈川県育ち)。2004年4月期放送の『オレンジデイズ』で日曜劇場初主演。脚本を北川悦吏子が手がけ、ヒロインを柴咲コウが演じました。2025年10月期には競馬の世界を描いた『ザ・ロイヤル・ファミリー』で目黒蓮が演じた馬主のマネージャーを務める主人公・栗須栄治を演じました。
2026年4月に公開された映画『人はなぜラブレターを書くのか』に主演の綾瀬はるかの夫役で出演しています。ジャンボ宝くじ、サッポロビール「黒ラベル」などのCMにも出演中。
1969年2月6日生まれ、長崎県出身。2019年4月期の『集団左遷!!』で日曜劇場初出演・初主演。2023年4月期の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』では全盲のFBI特別捜査官・皆実広見を演じ、2025年12月には劇場版映画が公開されました。
音楽活動では、2026年4月にスタートした町田啓太主演のドラマ『タツキ先生は甘すぎる!』(日テレ系)で主題歌(「拍手喝采」)を担当しています。9月に通算13枚目のオリジナル・アルバムが発売される予定です。
1983年8月30日生まれ、東京都出身。2016年4月期に放送された『99.9-刑事専門弁護士-』で日曜劇場初主演。続編の『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』が2018年1月期に同じく日曜劇場で放送されました。2025年7月期の『19番目のカルテ』で3度目の日曜劇場主演。総合診療医の徳重晃を演じました。
2026年3月期に放送された『ちるらん 新撰組鎮魂歌 江戸青春篇』(TBS系)に出演。嵐のメンバーとして、5月31日まで『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』で活躍しています。
1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。日曜劇場は2005年4月クールに放送された『あいくるしい』などに出演。同作には主演の市原隼人が長男、綾瀬はるかが長女を演じた4人兄弟の次男役で出演しました。日曜劇場初主演は、端島(軍艦島)を物語の舞台とする2024年10月期の『海に眠るダイヤモンド』。
2026年4月クールの北村匠海主演ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジ系)に出演中。5月15日公開の映画『君のクイズ』でクイズプレイヤー役を演じています。
1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。こうの史代の同名漫画を岡田惠和の脚本でドラマ化した2018年7月期の『この世界の片隅に』で日曜劇場初主演(オーディションで選ばれた松本穂香とW主演)。日曜劇場では2023年放送の『VIVANT』にも出演したのに続いて、2025年1月期の『御上先生』で主演。文部科学省から私立高校に出向を命じられた御上孝を演じました。
2026年5月8日に公開された黒島結菜主演映画『未来』に出演しているほか、12月25日公開予定の岡田准一主演映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』では永六輔役を演じます。
1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。2021年7月期の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で日曜劇場初主演。2023年10月期の『下剋上球児』、2026年1月期の『リブート』でも主演を務めました。
記憶に新しい『リブート』では刑事にリブート(生まれ変わり)するパティシエの早瀬陸とリブート後の警視庁捜査一課刑事・儀堂歩の2役を演じました。主演日曜劇場作品の劇場版映画第3作『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜CAPITAL CRISIS』が2026年8月に公開される予定です。
1973年10月14日生まれ、宮崎県出身。2013年に日曜劇場で放送された主演ドラマ『半沢直樹』が最高視聴率42.2%の大ヒットとなって、2020年に続編が放送されました。2023年には『VIVANT』で別班の工作員という裏の顔を持つ主人公・乃木憂助を演じました。
2026年7月期から日曜劇場で2クール放送予定の『VIVANT』続編で主演します。10月から上演される舞台『スリーゴースト』でも主演。舞台出演は17年ぶりとなります。
1983年6月17日生まれ、東京都出身。2018年4月期の『ブラックペアン』で日曜劇場初主演。原作は海堂尊の小説で、2024年7月期にシーズン2が同じく日曜劇場で放送され、シーズン1の主人公の天才心臓外科医・渡海征司郎とその一卵性双生児の兄である天城雪彦の2役で出演。
堺雅人主演の日曜劇場『VIVAT』の続編に出演します。2026年4月にスタートした『金曜ミステリークラブ!!!』(日テレ系)などのテレビ番組MCでも活躍中です。
1位はタレントパワー男優1位の実力派
1964年6月22日生まれ、神奈川県出身。日曜劇場では2003年4月期の竹内結子主演『笑顔の法則』、2004年の『逃亡者 RUNAWAY』に出演した後、2010年4月期の『新参者』で初主演。原作は東野圭吾の小説で、主人公の日本橋署刑事・加賀恭一郎を演じました。2015年10月期・2018年10月期の『下町ロケット』、2021年4月期の『ドラゴン桜』、2022年1月期の『DCU~手錠を持ったダイバー~』、2025年4月期の『キャスター』でも主人公を演じ、日曜劇場での主演は計6作品を数えます。
2026年7月スタートの日曜劇場『VIVANT』続編にも、前回に続いて出演することが発表されています。主演の堺雅人らとともに、日曜劇場の歴史にまた新たな1ページを加えることになります。
文/高倉文紀
俳優評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などのメディアで俳優・アイドルのインタビュー取材やデータをもとにしたタレントマーケットの分析を展開しているほか、『FRIDAY』『週刊女性』『女性セブン』などの雑誌やテレビ番組にコメントを提供。
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