10代前半にして世界的な知名度を手にしたヘイデン・パネッティーア(『HEROES/ヒーローズ』)。ターダムを駆け上がった彼女が、その華やかな名声の裏側に隠されていた真実を、新たな回顧録の中で初めて率直に語っている。

    ヘイデン・パネッティーア、『ナッシュビル』出演中にリハビリ施設に入った当時を回顧「ただ逃げ出したかった」ヘイデン・パネッティーア、『ナッシュビル』出演中にリハビリ施設に入った当時を回顧「ただ逃げ出したかった」ヘイデン・パネッティーア、『ナッシュビル』出演中にリハビリ施設に入った当時を回顧「ただ逃げ出したかった」

    人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』のクレア・ベネット役で …

    18歳で経験したハリウッドの洗礼

    5月19日に発売される回顧録「This Is Me: A Reckoning(原題)」において、現在36歳のヘイデンは、産後うつや依存症、家庭内暴力(DV)といった自身の壮絶な経験を詳述。2000年代初頭、過酷なハリウッドのシステムやタブロイド紙の執拗な監視の目の中で、いかにトラウマを抱えることになったのかを浮き彫りにしている。

    本書の中で最も衝撃的な告白の一つが、ヘイデンが18歳だった時のエピソードだ。当時、ある友人に誘われるがまま、とある部屋へと足を踏み入れた。そこには、裸の有名俳優がベッドで待ち構えていたという。ヘイデンはこの出来事について、最近出演したポッドキャスト番組『On Purpose With Jay Shetty(原題)』でも言及している。

    「その年齢では、自分は健康的で安全な決断を下せていると思い込んでいた。けれど、実際には自分の周りで何が起きているのかを完全に認識する能力なんてなかった。自分が窮地に陥っていると自覚した時には、すでに視界が歪み、危険にさらされていた。気づいた時には、まるで荒波のまっただ中に放り出されたかのように、なすすべもなかった」

    『ナッシュビル』の役柄とシンクロした私生活の崩壊

    またヘイデンは、愛娘の親権を譲り渡すという「胸が張り裂けるような」苦渋の決断や、アルコール依存症との長く苦しい闘いについても打ち明けている。

    興味深いのは、これらの私生活でのトラブルが、当時彼女がドラマ『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』で演じていたキャラクター、ジュリエット・バーンズのストーリーラインと鏡のように重なり合っていたという点だ。虚構と現実が混ざり合う中で、ヘイデンは追い詰められていったのである。

    36歳で告白したバイセクシャルとしてのアイデンティティ

    本作の出版を前に、米US Weeklyのインタビューで自身がバイセクシャルであることを公表。

    「常に、完璧でないことへの恐怖があった。マネジメントチームにどう思われるか、世間の反応はどうなるか、そればかりを気にしていた」と、自身のセクシュアリティをオープンにするまでに長い年月を要した理由を明かしたヘイデン。「適切なタイミングが見つからず、表現するのも非常に難しいトピックだった。自分のありのままを共有するのに36歳まで待たなければならなかったのは悲しいけれど、遅すぎてもやらないよりはマシでしょう?」

    痛みを乗り越え、自らの言葉で過去を清算しようとする彼女の姿は、多くの読者に勇気を与えるはずだ。

    『HEROES/ヒーローズ』全4シーズンと『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』はAmazon Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)

    参考元:Variety

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