(左から)坂東龍汰、門脇康平監督、岡山天音、映画『我々は宇宙人』にカンヌ熱狂! ©Kazuko Wakayama
第79回カンヌ国際映画祭の監督週間で14日、アニメーション映画『我々は宇宙人』がワールドプレミアとして上映され、門脇康平監督、声優でダブル主演した俳優の坂東龍汰、岡山天音が出席した。
初めてのカンヌとなった3人は、ビーチなどでのフォトセッションに臨んだ後、会場のテアトル・クロワゼット入り。多くの映画関係者やファンが早くから長蛇の列をつくり、約820席のチケットは完売となる人気となった。
(左から)坂東龍汰、門脇康平監督、岡山天音 ©Kazuko Wakayama
上映前に、監督週間のディレクター、ジュリアン・レジから「今回のセレクションで初のアニメーション映画です。日本から届いたこの作品は、若干29歳の非常に若い映画作家による初長編監督作品です」と紹介された門脇康平監督。「ボンジュール」とフランス語で挨拶し、「満席の会場を見ることができて、本当にうれしいです。皆さんが映画を楽しみ、気に入ってくれることを願っています」と呼びかけた。
坂東龍汰、岡山天音 ©Kazuko Wakayama
『我々は宇宙人』は、YOASOBIの「優しい彗星」などのミュージックビデオ(MV)を手掛けてきた門脇監督が企画・脚本も兼ねたデビュー作。普通であることに悩む小学3年生の翼と、クラスの人気者の暁太郎が親友となったことで周囲の対応が変わり、やがて思いもよらない事態を引き起こすヒューマンドラマだ。
上映後は満場のスタンディングオベーションが7分にわたって響き、3人は肩を組んで満足げな笑顔。門脇監督は、「長く仕込んできたこの映画が、何年もたってこんな最高の場所で初めてお客さんの目に触れる。本当にうれしいです。1人、2人で描き始めた映画が、気づいたらもの凄く大きくなって。海を越えて、こんなに皆さんが興味を持って楽しんで笑って…こんなことになるなんて思っていなかったので、全然実感が追いついていない。凄いことが起こっているなっていう気持ちです」と、目に涙を浮かべて感慨に浸った。

(左から)門脇康平監督、坂東龍汰、岡山天音 ©Kazuko Wakayama

(左から)岡山天音、門脇康平監督、坂東龍汰 ©Kazuko Wakayama

(左から)坂東龍汰、門脇康平監督、岡山天音 ©Kazuko Wakayama
坂東は、「夢なのかなって…。反応が凄いです。本当に面白かったってことですよね?監督が全力を注ぎ込んだ執念の映画、とてつもない大傑作が生まれた瞬間に立ち会ったと感じています」と興奮した面持ち。岡山も、「もう熱気が…。これだけちゃんと皆さんに届いたっていうのはうれしいです。」と興奮した面持ちで話した。
感極まった3人は鳴り止まない熱気を背に会場を後にした。
(左から)坂東龍汰、門脇康平監督、岡山天音 ©Kazuko Wakayama
『我々は宇宙人』は、アヌシー国際アニメーション映画祭2026の長編コンペティション部門にも選出。日本では2026年内に公開予定だ。
長編アニメーション映画『我々は宇宙人』特報
記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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