中高生のためのファッション育プロジェクト「フューチャー・ファッション・インスティテュート(FUTURE FASHION INSTITUTE、以下FFi)」は、「ファッション育」を通じて子どもたちの感性を磨き、未来の業界を担う人材や、センスを生かして働く力の育成を支援する。展示会訪問や業界人へのインタビューを重ねる中高生メンバーは、自らの体験を発信し、周囲に刺激を与えている。FFiはこうしたポジティブな循環を通じて、子どもたちが「未来の自分」を思い描き、夢に近づくことを目指す。
【画像】学生の視点で見る「楽天ファッション ウィーク東京」 中高生のファッション育Vol.14
FFiが2019年秋より見学を続けてきた「楽天ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」も今回で14シーズン目を迎える。今年は、Vol.13で紹介した日本ファッション・ウィーク推進機構(以下JFWO)ディレクターの今城薫氏からの学びを経てショーを見学した。そショーを楽しむだけでなく、ファッション業界を支える仕事の視点を持ちながら、5つのブランドや企画のショーを観覧。プロの仕事の迫力を改めて肌で感じたひとときとなった。
「台湾セレクト(TAIWAN SELECT)」
見学のスタートを飾ったのは、台湾テキスタイルフェデレーション(紡拓会)主催の「台湾セレクト」。「チャー(CHIA)」「ペシズ(PCES)」「イェンティティ(YENTITY)」の3ブランドが、台湾の豊かな文化的多様性をデザインと素材で表現し、それぞれの個性を鮮やかに打ち出した。
光沢感のあるテキスタイルをふんだんにまとったドレス、レイヤードやオーバーサイズのアウターが生み出す圧倒的なボリューム感など、実際に目の前で繰り広げられるショーの迫力にメンバーたちは圧倒された。
【参加メンバー・メンターの感想】
「これまでにも何度か足を運ばせていただいている『楽天ファッション ウィーク東京』ですが、今回は特に台湾ブランドが持つクリエイションの凄さに魅了されました。 特に心引かれたのは、今回初めて出会ったブランド『チャー』。一枚の大きな生地を折り紙のように畳んだり、同じような色の生地を重ねたりするスタイルは、どこかアジアっぽさを感じさせる不思議な魅力がありました。フリフリした飾りとはまた違う、布そのものが持つ『クシュクシュとした繊細なシワ』の質感が、たまらなくかわいかったです。
