日本特撮テレビシリーズの金字塔『ウルトラマン』は1966年の放送当時、最高視聴率42.8%を記録し、社会現象となった。放送から60年を経過した現在も、円谷プロダクションは新たなウルトラマンシリーズ作品を世に送りつづけ、世代を超えた世界観はグローバルに拡大している。

    本作には、映画、特撮、デザインなど各分野を代表するクリエイターが登場する。ギレルモ・デル・トロ(映画監督)、是枝裕和(映画監督)、小島秀夫(ゲームクリエイター)、庵野秀明(監督・プロデューサー)、樋口真嗣(映画監督)、ニコラス・ウィンディング・レフン(映画監督)ほか、国内外から多彩な証言者が集結。それぞれの立場から語られる言葉が重なり、ウルトラマンという存在の輪郭が浮かび上がる。

    主人公がヒーローでありながら、怪獣のバックグラウンドが丁寧に描かれてきた唯一無二の世界観、そしてウルトラマンと怪獣双方の造形が持つ強い魅力をひもといていき、さらに円谷英二や当時のスタッフの発想と仕事にも光を当てながら、ウルトラマンがどのようにして世界へ広がっていったのか、その歩みを追う。

    このたび公開された予告映像は、本作品の企画を担当する是枝裕和監督と、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、少年時代の記憶をたどるようにウルトラマンを語り合う場面から始まる。世界的に活躍する映画監督同士の対話を入口に、小島秀夫、庵野秀明、樋口真嗣、ニコラス・ウィンディング・レフンら国内外の監督、クリエイターが、それぞれの記憶や視点からウルトラマンを語っていく。

    映像では、ウルトラマンや怪獣の造形に込められた発想、美術総監督・成田亨が大切にしていた「子供にこそ本物を見せなきゃいけない」という制作への姿勢、そして今なお世界中の監督・クリエイターを惹きつける理由が、証言と貴重なアーカイブ映像を通して浮かび上がる。ウルトラマンがどのように生まれ、なぜ時代や国境を超えて受け継がれてきたのか。その“起源”へと踏み込んでいく予告映像となっている。

    さらに本編には、科学特捜隊のハヤタ隊員役・黒部進、フジ隊員役・桜井浩子、アラシ隊員役・毒蝮三太夫に加え、当時の制作スタッフの証言も収録。背後にあった発想、技術、現場の記憶から、ウルトラマンの原点が多角的にひもとかれる。

    映画『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』は、2026年7月3日(金)公開。

    otocoto編集部

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