2026.05.08 FRONTROW Editorial Dept.FRONTROW Editorial Dept.BY FRONTROW Editorial Dept.エマ・ワトソン、「魂を滅ぼす」と告白した俳優業の真相エマ・ワトソン、「魂を滅ぼす」と告白した俳優業の真相

PARIS, FRANCE – OCTOBER 06: Emma Watson attends Miu Miu fashion show during the Womenswear Spring Summer 2026 as part of Paris Fashion Week on October 06, 2025 in Paris, France. (Photo by Neil Mockford/GC Images)

『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られる英俳優エマ・ワトソンが、ハリウッドで「魂を滅ぼされる」と感じる瞬間を告白。(フロントロウ編集部)

俳優として「宝くじに当たった」けど「魂を滅ぼされる」

 『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』など多くの大作に出演してきた俳優でアクティビストのエマ・ワトソン。彼女が昨年9月のインタビューで語った俳優業への想いが、改めて注目を浴びている。

 エマは米Hollywood Authenticのインタビューで、俳優人生について「宝くじに当たったようなもの」と語る一方で、「魂を滅ぼされる」とも明かしていた。

 「俳優として、私は宝くじに当たったようなものだと思います。とても珍しいことです」と告白。ところが、プロモーションは彼女にとって苦痛であったという。

 「演技の仕事そのものよりも大きな部分を占めているのが、その作品のプロモーションや売り込みなんです。正直に話すと、ものを売ることは全然恋しくない。魂を滅ぼすものだと感じていました」と語った。

「演技というアートは恋しい」

 俳優業への複雑な想いを明かしたエマだが、演技を恋しく感じているとも語っている。

 「自分の能力を発揮すること、そしてアートはとても恋しい。(中略)撮影中は、完全に世界のすべてを忘れて、その瞬間だけに集中できる。それは強烈な瞑想のような体験なのです。すごく自由な感覚だし、本当に恋しい」とも明かしており、アートへの深い情熱も語っていた。

 ところが、残念ながらこのときも、「実際に楽しんでいた部分をほとんどできなかったと感じていました」と語り、多くの時間をプロモーションに費やしていたことを告白している。

「人生が底をついた」、休業しオックスフォード大学院へ進学

 2019年の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を最後に映画作品への出演がないエマ。休業を決めた背景には、ハリウッドでの過酷な日々があったようだ。

 「人生の土台は、家、そして友人と家族だと感じています。私は長い間、一生懸命働きすぎて、人生が底をついてしまいました。土台であるはずのピースが崩れてしまったので、再び建て直す必要があったのです」と告白。

 さらに「しっかりとした土台がなければ、一つのプロジェクトから次へと、その間の虚空を恐れながら動き続けるようなパニック状態に陥ってしまうのです」とも語った。

 そんなエマが向かったのは学問の世界だ。2023年9月からオックスフォード大学院でクリエイティブ・ライティングの修士課程を開始し、2025年2月にはDPhil(オックスフォード版の博士課程)に切り替えたことが伝えられている。

 現在は「最も幸せで健康的な状態」にあると語るエマ。俳優としての復帰についての具体的な発言はないが、「アートは恋しい」と繰り返していた。世界中のファンが待つ舞台に、再び立つ日はいつになるのか——注目したい。

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