連載《ファッションハック》Vol.75 エレガンス重視でアイテムの注目度高まる 優美なオフィスルックに
ブラウスがトレンドアイテムに返り咲きつつあります。追い風になったのは、エレガンス重視の流れ。シャツに似たベーシックなイメージを持たれがちでしたが、近ごろはボウタイやカシュクール風、プルオーバータイプなど、優美なムードのものが増えてきました。その分、ハンサムなパンツで合わせるようなコーディネートの幅も広がっています。一枚で着れば、夏でも涼しく上品な着映えに。オフィスルックに取り入れたいのは、職場になじむ「きちんと感」とたおやかなイメージを兼ね備えたスタイリング。世界のおしゃれ上手が披露した着こなし実例は、自分好みにアレンジする際の「テンプレート」にうってつけです。
【写真を見る】記事で紹介している魅力的なルックの数々はココからチェック! ファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカムさんも
■着物風のカシュクールでたおやかに
白いブラウスと黒系パンツは最もオーソドックスなコンビネーションです。見飽きた印象を避けるには、ブラウスをひとひねり。着物風に重ねて打ち合わせる「カシュクール」は一枚で着ても優美に映ります。
俳優のリリー・ジェームズさんはブラウスとパンツというシンプルなコーディネートで米ニューヨークの街へ。
トップス一枚でも平凡に見えていないのは、カシュクール仕立てだから。とろみを帯びたシルキーな素材が気品を寄り添わせました。
プレーンな黒パンツを引き立て役にキャスティング。サングラス、ハンドバッグ、パンプスも黒でまとめて、ブラウスの麗しさを印象づけています。
■ボウタイブラウス、気品を引き寄せる
レディーライクなムードをまとえるのは、ボウタイ付きブラウスの良いところです。襟元に気品が薫り、顔周りも華やぎます。ブラウス自体に見どころが備わっているから、残りのアイテムはシンプルでOK。薄着になる春夏にもエレガンスをまとえる点で、重宝するトップスです。
1990年代に人気を博した英国の女性グループ「スパイス・ガールズ」の元メンバーで、今はファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカムさん。この日はボウタイブラウスを着て、パリのホテルを出ました。
程よくドレープを配したブラウスがドレッシー。裾にレースをあしらったスカートで合わせて、品格ルックにまとめています。
黒タイツでシャープなレッグラインを演出。「白×黒」のシックなトーンで落ち着いた雰囲気に仕上げました。
