「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。

「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」「一生使える知識やマナーが学べる」など多くの口コミが寄せられている。

本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。本記事では、その中から親が教えておくべきおやくそくを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)


【食卓で即バレ】「育ちのいい人」か一目で分かる、たった1つのふるまいPhoto: Adobe Stock



マッチングアプリで出会った人の欠点

「いや、あの人に会いに行ったことを後悔しちゃったよ」


私のある友人がこう言った。

その友人は最近マッチングアプリを始めた。

一人ぜひ会ってみたいという人を見つけて、ご飯にいったそうだ。


マッチングした相手は写真でも雰囲気がよくて、メッセージも丁寧。

「今回は当たりかも」と少し期待していたらしい。

実際に会ってみても、会話は自然で気も合い、「このままうまくいくかも」と思っていたそうだ。


だがお店に入り、食事を食べ始めた瞬間、友人のなかで違和感が走った。


その相手は箸をほぼ握るように持ち、上の箸がうまく動いていない。

唐揚げをつかもうとしても何度も滑って落とし、皿の上で転がる。

無理やり挟んで持ち上げるものの、途中でぽろっと落ちて、テーブルが汚れる。

本人は気にする様子もなく、そのまま手で拾って食べていたらしい。


友達は「別に箸の持ち方なんて細かいことかもしれないけど…」と言いながらも、

その瞬間から会話が頭に入らなくなったという。


条件も相性も悪くなかったのに、たったそれだけで「もういいかな」と思ってしまった、と少し苦笑いしていた。



お箸の持ち方を覚えよう

たしかに、「箸の持ち方」はとても小さなことだが、意外と厄介だ。

なぜなら、その場だけ取り繕うことができないからだ。

だからこそ、そこに「どう育ってきたか」がにじむ。


小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを学べる本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「おはしのもちかたをおぼえよう」という項目がある。どうしたらお箸がきれいに使えるようになるのか、その手順が丁寧に説明されている。

 


【食卓で即バレ】「育ちのいい人」か一目で分かる、たった1つのふるまい『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用

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① まずは おはしを いっぽん もってみよう。

② もう いっぽんの おはしも もってみよう。

③ おはしの さきを ひらいたり とじたりしよう。

④ おはしの さきを とじて たべものを つかもう。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用)


箸の持ち方は、ただのマナーではない。

食べ方のきれいさや、周囲への配慮がそのまま表れる“習慣”だ。


でも、大人になってから直すのは難しい。

だからこそ、子どものうちに身につけておくべきである。


「きれいに持つと、落とさずに食べられるよ」

そんな一言からでいい。

たったそれだけのことで、その人の印象は大きく変わるだろう。

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