名前を見ただけで観てみたくなる主演俳優(目黒蓮)と、
名前を見たら鑑賞を躊躇する映画監督(福田雄一)。
この二人がコラボしたらどんな映画になるのだろう?
という興味で鑑賞。結果的に楽しかった。
福田監督の作品はそうたくさん見たわけではない。
特に最近は予告編を見ても食指が動かず、レビューを読んで
「やっぱり観なくてよかった」と思うものばかりだった。
しかし今回は主演俳優の名前を見てビビッときたので
ダメもとで観てみたら思いのほか楽しめた。
この前葬儀屋だった彼が今回は(元)殺し屋という振り幅。
本作ではクールに決める所は決めるがちょっと情けない面も
見せてその落差で笑わせる。
福田作品の常連のMTやSJが流れをせき止めることがなくて
福田色が控えめだったのが良かった。
話は荒唐無稽だしツッコミどころや物理の法則を無視した
ような描写、雑なところもたくさんある。しかし元々そういう
映画だと思って観たのであまり気にならなかった。
他のお客さんだってそうだろう。この作品にドラマを求めて
いないし人生の機微が描かれている必要もない。
ジョン・ウィックばりの本格アクションを期待してもいない。
ほどほどのアクションとほのぼのした場面、適度なおバカ加減。
これでいいのだと思った。
ゴールデンウイークに映画を観る動機を考えたとき、家族・友人・
恋人と観てそれなりに楽しめる、お子様向きではない映画を
観ようと思ったらやっぱりこの作品が候補にあがるだろう。
ちょうどいい塩梅の映画が集客力のある主演俳優のおかげも
あって観客動員に成功しているのは納得できる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月6日 ゴールデンウイーク最終日(引退した自分には関係ないが)
新宿バルト9 シアター3で「人はなぜラブレターを書くのか」を
再鑑賞。朝8時上映開始の回。148席あるスクリーンだったが
客は自分を入れて4人。
同じシアター3で10時30分上映開始の「SAKAMOTO DAYS」を鑑賞。
老若男女のお客さんで席が7、8割埋まっていた。
公開日からまだ3週目の「人はなぜーーー」がこんなにガラガラとは。
推しが出ている映画が閑古鳥だったのは寂しかった。
