グラミー賞を2度受賞したラッパー、ドーチーが、今年もメットガラ(METGALA)に登場。2度目となる出席となった今夜のレッドカーペットでは、長年のスタイリストであるサム・ウルフとともに、バーガンディのマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)のラップドレスを選んだ。
昨年のメットガラでのベストドレッサー入りを支えたメイクアップアーティスト、チェルシー・ウチェンナは、『VOGUE』に対し、今回のビューティルックについて「ダークでフェミニンな仕上がりになると確信していました」と語る。それは現在のドーチーが放つ「ボヘミアンで、まるで女神のようなムード」とも呼応しているという。このムードは、今年のグラミー賞でも彼女が体現していたものだ。
そのイメージに合わせ、ウチェンナは深みのあるスモーキーなトーンや、アーシーなジュエルトーンを中心としたカラーパレットを採用。また、肌はより“ルミナス”な仕上がりを目指したという。「普段はサテンやマットな質感に仕上げることが多いのですが、今回は変化をつけて、ミルク メイクアップの“Hydro Grip Hydrating Gel Skin Tint”を使用しました。カバー力と持続力がありながら、求めているツヤ感も実現できるんです」と説明する。さらに「“Hydro Grip + Glow Illuminating Primer”を顔の高い位置に仕込むことで、“内側から発光するような肌”を強調しました」と付け加える。
仕上げには、「ブロンズ系のリップが、この女神のようなテーマとエネルギーを全体的に引き締めてくれます」と彼女。今回のメイクの狙いは、あくまで衣装を引き立てること。「主役を奪うのではなく、全体をつなぐ“最後のピース”のような存在でありたい」と語る。
ドレスを主役にするという考えは、ヘアスタイリストのマシュー・ジャン=ピエールも同様だった。彼らはドレスのカラーに合わせたターバンを選択。(彼は昨年、マルコム・マルケスとともに、ドーチーの象徴的なアフロスタイルを手がけたことでも知られている)
