映画『SAKAMOTO DAYS』で朝倉シンを演じる高橋文哉に、質問で迫る。今回はシン役を演じて感じたことを軸に、アクションへの挑戦や役づくり、撮影現場での気づきを深掘り。作品と向き合う中で見えてきた、25歳のリアルな現在地をひもときます。
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高橋文哉
たかはし ふみや●2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。ドラマ「君の花になる」やNHK連続テレビ小説「あんぱん」ほか多数の話題作に出演。映画『SAKAMOTO DAYS』が4月29日、主人公の潔世一を演じた映画『ブルーロック』が8月7日公開。
Q1.シンのセリフで印象に残っているものは?
A1.「やっぱ坂本さんはかっけえなあ」
坂本さんが家族との平和な日常を守るために殺し屋をやめたと知ったときに心の中で言ったセリフ。このひと言のおかげで、シンが坂本さんのことをどう思っているかがより深く理解できました。
Q2. お芝居とアクションを共存させるのは難しかった?
A2. 難しかったからまずはアクションに徹した
最初からアクションに心情を組み込んで動ければいいけど、そんな余裕はなくて。まずは動きに徹して、その後監督に舵をとっていただきながら、戦う相手によって異なる感情が動きについてくるようにつくっていきました。
Q3. 主演・目黒蓮さんの印象は?
A3. シンが坂本さんに対して抱く尊敬や憧れに似た気持ちを感じていました
クランクイン前に初めてお会いしたとき、「この作品はシンと坂本の関係性がすごく大事になってくるから頑張ろう。信頼してます」とおっしゃってくださったんです。そのひと言で「この目黒さんが演じる坂本さんを手本にして、シンをつくっていけばいいんだな」と感じました。
Q4. シンのように人の心を読める能力があったら使ってみたい?
A4. 使わないでいたい!
3人兄弟の末っ子として人の顔色を観察しながら生きてきたせいか、相手の表情を見ると考えていることがなんとなくわかる気がするんです。だからこれ以上は知りたくないな(笑)。もしほかに特殊な能力が手に入るなら、自由に空を飛びたい!
Q5. アクションシーンを演じた感想は?
A5. 困難の中に確かな成長を感じることができた
本格的なアクションは初めてだったので、苦労することだらけでした。たとえば、本番では僕のキックが勢羽夏生役の渡邊(圭祐)さんの頭の上を超えないといけなかったのですが、最初は足がひざの高さまでしか上がらなくて。半年かけて練習を重ねて、家でも暇さえあればタンスの上に足をのせていたら、最終的には足が渡邊さんの身長より高い位置まで上がるように。成長を如実に感じられて、嬉しかったな。
Q6. 撮影現場で大切にしていたことは?
A6. 目黒さんが持っている色を濃くしていくこと
それが僕に最大限できること。あとは、キャストの中で坂本花役の吉本実由ちゃんを除くといちばん年下だったので、先輩の姿を見て何かを盗もうと常に意識していました。
Q7. 坂本家の家訓にちなんで、高橋家の家訓を教えて!
A7. 兄貴が言うことは絶対!
昔は家族での夕食を決めるとき、僕が「お寿司」とか「焼き肉」と言っても、いちばん上の兄貴が最後に「ラーメン」って言ったら無条件でラーメンに決定。ただ、最近は僕が甥と姪にお金をかけて、いいおじさんで居続けた結果、パワーバランスが変わってきて、意見がだいぶ通るように(笑)。
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映画『SAKAMOTO DAYS』
史上最強の殺し屋・坂本太郎(目黒蓮)は、恋に落ちて仕事を引退。かつての面影がないほど太っていた。そんな坂本の首に10億円の懸賞金がかけられ、世界中から刺客が集結する。
出演/目黒蓮、高橋文哉ほか
4月29日(水・祝)全国公開
©鈴木祐斗/集英社 ©2026映画 「SAKAMOTO DAYS」 製作委員会
撮影/山根悠太郎〈TRON〉 ヘア&メイク/大木利保 スタイリスト/TOKITA モデル/高橋文哉 取材・原文/吉川由希子
※クレジットのないものは、すべてスタイリスト私物です
※BAILA2026年6月号掲載
