映画を「体験」する時代へ——下北沢から生まれる新しいムーブメント
株式会社MotionGalleryと散歩社の共催により、2026年5月5日(火祝)・6日(水祝)の2日間、下北沢のカルチャースポット「BONUS TRACK」で「SHIMOKITA CINEMA PARK 2026」が開催される。近年、SNSやデジタル配信の普及に伴い、映画館の存続危機が懸念される一方で、映画体験をスクリーンの外へと拡張させる動きが生まれている。映画に触発された料理や映画をめぐる対話、映画グッズへのこだわりなど、「映画と日常をつなぐ文化」への関心が、特に若い世代を中心に急速に高まっているのだ。
5月5日に開催される映画トークセッションの充実ラインアップ
5月5日は、映画パンフレット愛好家・有坂塁さんと勝手にチラシ番長・tokyo ishii film fetivalさんによる「映画と紙もの」をテーマにしたTalk Session#1が開催される。映画パンフレットやチラシなどの紙媒体に触れながら、その歴史性やデザイン性、収集文化について深掘りする。Talk Session#2「映画と言葉」では、映画ライター・月永理絵さん、奥浜レイラさんをゲストに迎え、映画を観た時に生まれる感情がどのように言葉へと変換されるのかを探る。
Talk Session#3「映画としごと」には、プロデューサーの大高健志とともに映画評論家の松崎健夫氏が登壇。異なる立場から「映画を仕事にすること」について語り、美大出身者のキャリアパスなども話題になる予定である。5日の夕方からはボーナストラックからライブ配信されるboidラジオ「voice of ghost」も展開。ナビゲーターの樋口泰人、俳優の斉藤陽一郎、今野恵菜が映画や音楽にまつわるゲストを迎える。
5月6日は山本奈衣瑠さん登壇のセッションと短編映画上映
5月6日のTalk Session#4「映画と下北沢」では、ミニシアターを運営している2人がミニシアターの現状と下北沢の映画の歴史について語る。同日のTalk Session#5「映画みたいに生きてる人」には、俳優・山本奈衣瑠さんが登壇。山本さん自身の言葉や空気感を軸に、俳優という立場から見た映画やファッション、働き方、日常について語り、「映画みたいに生きる」とはどういうことかを探っていく。5月6日の夕方以降は、ボーナス・トラック内の上映スペースで短編映画の上映が決定している。
伝説のジャズバー「LADY JANE」の特別展示も開催
会場のボーナストラック内ギャラリーでは、1975年に下北沢に誕生した伝説的ジャズバー「LADY JANE」の展示が開催される。松田優作が愛し、中島みゆきが歌にした店が、2025年4月13日に50年4カ月の歴史に幕を下ろしたことを受けたもの。映画『LADY JANE 終幕式「破の刻」~ Final Stage』の公開記念展として、LADYJANEの歴史を紐解き、下北沢と映画文化の歴史、そして再開発との関係性が紹介される。
イベントの概要と開催情報
本イベントのトークセッションは無料(ワンドリンクオーダー制)だが、定員に限りがあるため予約が必要である。公式サイトの各チケットページからの予約を呼びかけている。開催会場はBONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-12)。プログラムには8mmFILM WORKSHOP、BOOTH、TEATER、TALK SESSION、GACHAPON、FOOD & SHOPが含まれる。詳細は公式サイト(https://shimokita-cinema-park.studio.site/)及びインスタグラムで発表予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000030743.html
