2026年4月30日
PCから投稿
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居心地の悪い親戚の集いを、リアリズムと戯画化の中間くらいの塩梅で描き切る。観ている側としてもただただ笑っていはいられない痛いコメディだが、家族血族というものへの見方によって、厳しいと思うかぬるいと思うか、リトマス試験紙的な働きをする作品だと思う。しかしユダヤ社会の中での話なのに、ここで登場する親戚たちのいかに馴染みのあることか。家族というものに普遍性があるからか、それともユダヤ社会に日本と似たところがあるからか。地味にひどいことばっか起こるし、最後に車に乗ったあとも第二章が始まるだけで、いわば人生はこういういことの繰り返しという暗喩だとも思うが、その中でたまにはいいこともあるよ、と思える程度にはクソでないことも並列されている感じもリアルで好きです。
Shiva Baby シヴァ・ベイビー
