『グレイズ・アナトミー』のオーウェン・ハント役で知られるケヴィン・マクキッドが、英ITVの新作心理スリラードラマ『The Only Suspect(原題)』(全4話)の主演を務めることが決定した。

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30年前の「死体遺棄」が平穏な日常を壊す

ルイーズ・キャンドリッシュの同名小説を原作とした本作は、ロンドン郊外を舞台に、一見完璧な生活を送る夫婦、アレックスとベスの物語を描く。

物語は現在と、イギリスが「クール・ブリタニア」に沸いていた1990年代半ばのカムデンを行き来しながら進む。1995年の激しい嵐の夜、一人の青年が死体を埋めた。被害者は誰なのか、なぜ殺されたのか。その謎が、過去と現在が交錯する中で紐解かれていく。

それから30年後。猛暑に襲われる現代で、死体が隠された廃線跡を自然遊歩道へと整備する計画が持ち上がる。そのプロジェクトを主導するのは、皮肉にもアレックスの妻ベスだった。

偽名で数十年間生き、築き上げてきた全てが崩壊の危機に瀕したアレックスは、秘密を守り通すためにどこまで突き進むのか。若さゆえの無謀さ、執着、そして裏切りが交錯する、緊迫感あふれるスリラーとなっている。

ケヴィン・マクキッド「複雑な役に興奮」

主演のケヴィンは、声明の中で次のように喜びを語った。「ITVとの仕事は、故郷に帰ってきたような気分。アレックスという複雑で多層的な役柄を探求できることに興奮している。素晴らしい制作陣や、才能豊かなイギリス人俳優たちと共演するのが待ちきれない」

また、ITVのドラマ責任者は、「脚本家がベストセラー小説を見事に脚画化し、観客を釘付けにするスリリングな物語を編み出した。衝撃的な事実とどんでん返しに満ちた作品になるだろう」と自信をのぞかせている。

脚本を手掛けるのは、イギリスの人気ドラマ『イーストエンダーズ』の伝説的ライターであり、近年では『Our House(原題)』や『EXPO -爆発物処理班-』も執筆しているサイモン・アッシュダウン。監督は『ギャング・オブ・ロンドン』や『Marvel デアデビル』のファーレン・ブラックバーンが務め、今春からロンドンで撮影が開始される予定。

なお、ケヴィンは5月7日(木)に米ABCで放送予定の『グレイズ・アナトミー』シーズン22のフィナーレをもって、長年演じてきたオーウェン・ハント役から降板することが決まっている。本作は、彼にとって降板後初の主演作として大きな注目を集めることになりそうだ。

『グレイズ・アナトミー』シーズン1~21はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

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