4月23日はサン・ジョルディの日。スペインのカタルーニャ地方の記念日ですが、日本では「本を贈る日」として親しまれています。日経BOOKプラス編集のメンバーがお薦めの本を自由気ままに語るこの企画も、4年目となりました。その本をどんなときに手に取り、読んで、どう思ったのか。総勢8人の編集部員のエピソードが、皆さんの新しい本との出合いのきっかけになれば幸いです。今回も、あみだくじで決まった順番にお届けします。

市川史樹が「贈りたい本」/40年たっても古びない問い

『大地の子』山崎豊子著、文藝春秋

 『
大地の子
』(文藝春秋、リンクは文春文庫版)を初めて読んだのは学生時代でした。1987年に月刊「文藝春秋」で連載が始まり、定期購読していた実家から、新しい本が届くと前月の本を送ってもらって読んでいました。1995年にNHKでドラマ化され、大きな話題となったのを機に単行本を購入しました。

『大地の子』山崎豊子著、文藝春秋/画像クリックでAmazonページへ

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 山崎豊子さんは、『沈まぬ太陽』『不毛地帯』『白い巨塔』など、数々の名作を残していますが、晩年NHKの番組などで、「いろいろな取材をしたけれど、泣きながら取材したのは『大地の子』だけ。命を懸けて書いてきた作品」と語っています。その言葉通り、作品には戦争に翻弄された人間の運命を描き切ろうとするすごみが宿っています。

 私は同じ本を繰り返し読むタイプで、何度も読み返しましたが、読み方は年齢とともに変わりました。20代の頃は、残留孤児となった陸一心(勝男)と妹のあつ子(張玉花)に感情移入していましたが、井上芳雄さん主演で舞台化された作品を観たのをきっかけに読み直すと、一心の実父・耕次と育ての親である徳志夫妻の気持ちで読んでいる自分に気付きました。

 先日、小説『
チップス ハゲタカ6
』(日経BP、リンクは上巻)の著者・真山仁さんに取材した際、山崎豊子さんの作品との出合いが小説家を目指すきっかけだったと伺いました(「
真山仁 ハゲタカの原点にある作家・山崎豊子との出会い
」)。私自身にとっても、分野は違いますが、編集者という仕事を考える原点といえる本でもあります。

 連載開始から40年近くがたち、日本と中国の関係は大きく変わりました。2024年には、日本製鉄が本作のモデルとなった宝山鋼鉄との合弁事業を解消することを発表しました。国際社会における日本と中国の立場も大きく変わりました。それでも、戦争が一人ひとりの人生をいかに引き裂くかというこの作品の問いは、少しも古びていません。戦争のニュースが流れ続け、それにいつしか慣れてしまいがちな今だからこそ、多くの方に手に取っていただきたい1冊です。

市川史樹

細谷和彦が「贈りたい本」/今こそ、人間存在の意味を考える

『塩狩峠』三浦綾子著、新潮社

 突然ですが、三浦綾子の作品が好きです。
 最初に三浦作品を読んだのは『氷点』でした。小学6年生のときだったか、夏に読書感想文を書くという課題があり、何を読もうかとある出版社の文庫のリストを眺めたところ、目に入ったのが主人公の「陽子」という文字。その頃の私は、南野陽子の大ファンでした。「よし、この作品でいこう」、そんなノリから、私の三浦綾子遍歴は始まりました。

 ここで先に言っておくと、私の三浦作品の一番のお薦めは『泥流地帯』です。ただ、続編を入れると2冊になってしまうので、今日はより短時間で読める『
塩狩峠
』を紹介したいと思います。こちらは、2番目に好きな作品になります。

『塩狩峠』三浦綾子著、新潮社/画像クリックでAmazonページへ

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 この本のグッとくる場面は、なんといってもラストのところ。結納のために札幌に向かった主人公の信夫が乗った列車が、塩狩峠の頂上付近で急に暴走を始めてしまう……。
 何年も病床に伏せていたふじ子との幸せを前に、信夫はどういう判断をしたのか。ネタばれになってしまいそうですが、ここまでは文庫の裏にもこういった説明があるので、あとはぜひ本編を読んでください。

 このラストを衝撃の気持ちで読めるのも、それまでの過程を本で知ってこそ。三浦作品にはキリスト教の思想が欠かせません。私はその信仰はもっていませんが、一つひとつの教え自体には共感できるものがたくさんあります。

 例えば、こんな話がありました。給料を盗んだ同僚は解雇寸前だったところ、信夫は上司に謝ることを彼に提言して、自身も一緒に頭を下げるのです。信夫が一緒に謝ることには何もメリットがないばかりでなく、逆に上司ににらまれる可能性も。しかし、彼は「隣人を愛せよ」という聖書の言葉に従って行動を起こします。その結果、いろんなことが好転していくのです。

 一方、年単位で病床に伏せているふじ子は、いつだって笑顔で信夫を迎えてくれます。その考えの源とは。私は最近、近視眼的になりがちだな、と反省しているのですが、生きるための道筋を考えるヒントを与えてくれる本といえるでしょう。

 最後に。三浦綾子作品に出合ってから35年がたち、3年前に初めて旭川の「三浦綾子記念文学館」に行ってきました。館の出口近辺にあった言葉です。

 「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」

 肝に銘じたいと思います。

細谷和彦

馬本寛子が「贈りたい本」/自炊という切り口から世界をのぞける

『世界自炊紀行』山口祐加著、晶文社

 「夕ご飯何にしよう――」週に1度はこんな悩みに向き合う日がありませんか? 仕事が忙しくて何も考えられない時、1週間の買い物をする前、こんな悩みにしばしば向き合わされます。作りたい料理がある時は料理が楽しいのに、食べたいものが分からなくなった途端「自炊」が面倒臭くなる。そんな感情とうまく付き合う視点を得られる本が、『
世界自炊紀行
』です。

『世界自炊紀行』山口祐加著、晶文社/画像クリックでAmazonページへ

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 本書は12カ国24組の家庭の自炊事情を描いた本です。著者の山口祐加さんは各国を旅し、合計38家庭を取材したそうです。分厚くて重たい本ながら、あっという間に読めてしまったのも個人的なお薦めポイントです。国ごとに章が分かれていて、1冊読み終えた後には自分自身が旅行をしたような気分になりました。旅好きの方にもお薦めしたい1冊です。

 この本では、さまざまな国の自炊事情を通じて、日本の自炊を見つめ直すというテーマがあります。その中の1つに、日々の献立に迷うという悩み自体が、実は日本人が知る料理のレパートリーが多いことに起因しているという考察があります。紹介する国の中には、自炊のレパートリーはある程度決まっていて、その中から選んで回すだけだというものです。これには私自身も「はっ」とさせられました。

 日々の自身の余裕に寄り添って、楽しむ料理と生活するための料理を切り分ける、という考え方が必要なのかもしれません。

 本書では、それぞれの家庭の台所のイラストや登場人物の生い立ち、生活スタイルなどについても述べています。例えば、欧州の台所には必ずオーブンがあったり、ラオスでは家の外で、炭火で調理したりという特徴が示されています。こうした調理環境とともに、料理の過程を描いてあるので、普段の自分にはない新たな自炊方法に出合うことができます。食べることや料理の過程、旅が好きな人にぜひともお薦めしたい1冊です。

馬本寛子

長野洋子が「贈りたい本」/読書体験のアウトプット術が学べる

『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑 これからの教養編』荒木博行著、ディスカヴァー・トゥエンティワン

 日経BOOKプラスの取材は、テーマ別にプロが選んでくれた本や著名人のお薦めの本についてたっぷり話を聞けて、とても楽しいです。良いのか悪いのか、読んだことがない本も「ちょっと読んだ気分」になれる。ただ、それがきっかけであらためて読み直したり、他者から薦められる本を手に取ったりする機会が増えました。読書習慣は、他者の視点を通した本の話を自分に取り込んでみることで、アップデートし続けるものなんだと、読書家ではない私も実感しています。

 前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介する『
見るだけでわかる! ビジネス書図鑑 これからの教養編
』は、「本の読み方」そのものをガイドしてくれる1冊です。とはいえ、読み方の正解を示すわけではありません。著者の意図を超えて、読者それぞれが「自分なりの解釈で自由に読めるようになる」ことをガイドしてくれる本なのです。

『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑 これからの教養編』荒木博行著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/画像クリックでAmazonページへ

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 著者の荒木博行さんは、日経BOOKプラスの連載「
仕事と人生の武器になる、荒木博行の良書ガイド
」でも、さまざまな名著を紹介してくれています。リアリティのある鋭くて深い解説で大人気の連載です。「えー! そんな視点で読むんですか!」と思わず感嘆の声が出てしまうほど、思考に奥行きをつくってくれる解説がとにかく面白い。

 本書は、荒木さんの『ビジネス書図鑑』シリーズの2冊目。揺るがない自分をつくるための「これからの教養」というコンセプトで厳選した30冊を、荒木さん自身が描くゆるくてかわいいイラストでビジュアル化されたポイントとともに紹介しています。本を読んで感じたことや思考を図解にする方法もとても学びになります。

 30冊のリストは、『嫌われる勇気』『愛するということ』『人を動かす』『ファクトフルネス』『君主論』など、誰もが知る名著がずらり。忙しくてなかなか本が読めない人は、名著のポイントを分かりやすいビジュアルで押さえることができるし、名著を読み直したい人は、他者の解釈を通してあらためて違う角度で味わうことができる。そして何より、自分の解釈で自由に読んだ読書体験を自分なりにアウトプットして深める方法を学ぶことができる、面白い1冊です。

長野洋子

西倫英が「贈りたい本」/元気な人も、逃げ場のない人も楽しく読める

『逃げ続けたら世界一周していました』白石あづさ著、岩波ジュニア新書

 『
逃げ続けたら世界一周していました
』は、「人生の避難訓練」というキャッチコピーが付けられた、ちょっと変わった旅行記です。子どものころから要領が悪くて、集団行動が苦手だったと語る著者の白石さんは、苦しいときに逃げることを「夜逃げ旅」と名付けます。この本は、そんな逃げた先で出会ったいろんな国の人たちとのエピソードが書かれています。

『逃げ続けたら世界一周していました』白石あづさ著、岩波ジュニア新書/画像クリックでAmazonページへ

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 私が特に好きなのは、ベリーズのポレポレおじさんです。「ポレポレ」とは、スワヒリ語で「ゆっくり」とか「のんびりする」といった意味なのだそう。
 カリブ海に面するベリーズで、滞在した集落に一軒しかない小さなレストランが閉まっています。よく見ると、店主のおじさんがハンモックで昼寝をしているようです。「おなかがすいたからお店を開けてほしい」とお願いしたら、おじさんに「あのなあ、働きかなくていい日は、働かなくていいんだ」と逆にお説教されてしまいます。白石さんは最初こそ不満を言いながらも、結局空いてるハンモックで昼寝を始めます。

 旅で出会った人たちのエピソードを読んでいると、人の価値観や評価というものが、そもそもあやふやで頼りないものなのだということがよく分かります。仮に学校や職場、友人関係などに「息苦しさ」や「逃げ場のなさ」を感じているとしても、それは、その場の出来事でしかありません。ちょっと場所を変えて、人やタイミングが変わるだけで、見え方はがらりと変わります。

 この本は、自分の中の「常識」がグラグラと崩れていく快感を味わえます。第3部の「逃げる心得」を読んでいると、確かに中高生に向けた受験などのエピソードもあるのですが、もしかしたら、成果や効率化などでギュウギュウに締め上げられている大人のほうが響くかもしれません。

 岩波ジュニア新書ということで、中高生から大人まで読みやすい内容ながら、元気な人は楽しく読めて、つらくて身動きが取れない状況の人は勇気づけられる1冊だと思います。

西倫英

大松佳代が「贈りたい本」/奇想天外な話の中にある事実が心深くに残る

『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア著、早川書房

長く愛されているアメリカ文学の名作、カート・ヴォネガット・ジュニアの『
スローターハウス5
』。

『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア著、早川書房/画像クリックでAmazonページへ

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 主人公のビリー・ピルグリムは1922年生まれの「時間旅行者」。あるときは44年の戦時下、と思ったら眠りに落ちた瞬間に突然、60年代にワープして戦後の平和な時間を過ごして、次は50年代……といったふうに、脈絡なく行ったり来たりする不思議な時間の流れの中で生きています。しかもある日、いきなり宇宙人にさらわれるという超展開まであるのですが、それでも彼は時間旅行ですでに自分の人生の終わりまで見ているからなのか、あらゆることへの執着が失われています。命すら危機的な状況にあっても浮世離れしてマイペースなビリーが滑稽で、切なくて、いつの間にかクセになって読むのをやめられません。

 時間旅行や宇宙人など奇想天外過ぎてどれもホラ話に思えますが、物語の核にあるのは、ヴォネガット自身が第二次世界大戦中に目撃した「ドレスデン爆撃」の記憶です。現実の戦争がテーマですが重苦しくなく、むしろ語り口がドライで軽くて読みやすいからこそ、心の深くに入ってきます。

 私も時々、「努力すれば未来は良くなる」と信じて、人生をコントロールしようと必死になります。でもビリーの世界では、未来も現在も過去も全く同じ価値のもので、耐え難い不条理も幸せも一緒に存在している。そう考えると、未来に向けてじたばたあがくことすらあらかじめ決まったシーンを演じているだけに思えてしまいます。でも「どうせ同じことなら、できることをやろう」と、熱っぽ過ぎず前向きになれる1冊です。

大松佳代

小谷雅俊が「贈りたい本」/お金に対する価値観が一変する

『お金の減らし方』森博嗣著、SB新書

 お金、欲しいですよね。お金持ちになりたいですよね。当たり前です。しかし、そんな「当たり前」を激しく揺さぶられるのが、『
お金の減らし方
』です。

『お金の減らし方』/画像クリックでAmazonページへ

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 考えてみれば当然ですが、お金そのものに価値はありません。お金で買うモノやサービスにこそ価値があるのです。自分が本当に欲しいものを手に入れて、人生を充実させることが大事なはず。しかし、私たちはそのことを忘れて、お金を増やすことばかり考えてしまいがちです。

 仮にお金持ちになれたとして、高い服やアクセサリーを買ったり、豪華な海外旅行をしたりするのでしょうか? それは、本当にあなたが欲しいモノなのでしょうか? SNS(交流サイト)にあげて誰かに見せびらかしたい、うらやましがられたいと思っている人もいるかもしれません。本書の指摘にハッとさせられます。

 著者は大学教員から小説家としてデビューして成功し、大きな資産を築いた作家。どれほど大きな収入を得られるようになっても、本当に自分が欲しいものにしかお金を使わないそうです。「印税で二十億円を超える収入があったけれど、僕たちは、今もマクドナルドのハンバーガセットくらいしか、外食をしない」とこの本では紹介しています。こうしたぶれない姿勢が、著書の主張の説得力を増しています。

 この本は、ベストセラー『
きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
』(東洋経済新報社)の著者、田内学さんが「日経BOOKプラス」の記事「
田内学 幸せに直結する『お金の減らし方』を学べる本
」でお薦めした本でもあります。田内さんが唱える「お金自体には価値がない」といった主張にシンクロする内容で、この記事と併せて読むといっそう理解が深まるでしょう。

小谷雅俊

桜井保幸が「贈りたい本」/福祉・医療ジャンルを超え、人生読本としても読める

『ケアと編集』白石正明著、岩波新書

 著者の白石正明さんは医学書院の元編集者です。「ケアをひらく」というシリーズを25年間、一人で担当し、43冊もの本を刊行。福祉や医療のジャンルをはみ出すような数々の話題作、ヒット作を手掛けてきました。
 『逝かない身体』(川口有美子著)が大宅壮一ノンフィクション賞、『リハビリの夜』(熊谷晋一郎著)が新潮ドキュメント賞、『中動態の世界』(國分巧一郎著)が小林秀雄賞、『居るのはつらいよ』(東畑開人著)が大佛次郎論壇賞、さらにはシリーズ全体が毎日出版文化賞を受賞するなど、白石さんはまさにスーパーな編集者です。

『ケアと編集』白石正明著、岩波新書/画像クリックでAmazonページへ

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 『
ケアと編集
』という書名を初めて目にしたとき、「編集者は著者を励ましたり、お世話したりすることがあるので、そういう話なのかな」と思いましたが、そうではありませんでした。著者はまえがきで「編集とケアは似ている気がするけど、一言でいえないから、こうして書いている」と記します。あとがきでは、ケアとは何かと聞かれたら、「それ自身に改変を加えず、その人の持って生まれた<傾き>のままで生きられるように背景(言葉、人間関係、環境)を変えること」と答えています。

 本書は、ケアをひらくシリーズの「ベスト盤」的な要素もあります。精神病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、依存症、統合失調症、ADHDなど、当事者の生々しい実情を紹介、「治す」のではなく、周辺環境のほうを変えることで、折り合いをつけていく道を探っています。人は老いていくと、若いときにできたことが次第にできなくなり、誰もが何らかの障害を抱えます。老化現象を悪いこととしてあらがい、治そうとするのではなく、そのままで生きられる世の中であったなら、どんなに素晴らしいことかと思いました。

 本書は人生読本としても読むことができます。新年度に入り、職場や学校になかなかなじめない人も多いでしょう。問題解決の道を自分ばかりに求めるのではなく、「前提を変える」「条件を変える」「文脈を変える」(これらを本書では「編集」と呼ぶ)方法があることを知れば、あなたの悩みも軽くなるかもしれません。

桜井保幸

写真/スタジオキャスパー

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